センスプロデュース研究所!

ヒトの五感と脳の関係、ヒトの五感の重要性の提唱、研究を行っている者です。

ブレインインターフェースシステム、

2007-04-17 00:02:55 | 感覚
直感による人工腕のコントロールを可能にする方法が開発された。
切断された部分に残っている神経をうまく応用することで、直感に従って動かすことができる人工腕が開発されました。バイクの事故が原因で片腕を失った若い女性にこの人工腕が装着されました。その手術の様子や人工腕装着後の状態がLancet誌に報告されています。医師等はまず腕の切断によって行き止まりになった尺骨神経、正中神経、筋皮神経、橈骨神経の末端を胸筋と鋸筋に移動させました。この手順をTargeted muscle reinnervation(標的化筋肉再神経分布、TMR)といいます。このTMR処置された筋肉は、神経の運動指令の増幅器として機能します。
続いて鎖骨上神経(supraclavicular cutaneous nerve)と肋間上腕神経(intercostobrachial cutaneous nerve)が切断され、それぞれの神経の遠位末端が尺骨神経と正中神経に吻合されました。この手順を研究者等はTargeted sensory reinnervation(標的化感覚神経再分布、TSR)と呼んでいます。
このTSR処理により、TMRされた領域やその付近の皮膚を触ると被験者はまるで失われた手に触れられているように感じます。
TMRとTSR手術後に被験者に人工腕が装着されました。
被験者が“手を開く”という指令を脳から発すると、その指令は通常の末梢神経を伝達してTMR領域の筋肉でその信号が増幅されます。増幅された信号は筋電流センサーに受信され、被験者は筋電性の人工腕の手を開くことができました。
また、女性はこの人工腕の手で圧力、温度、質感をほぼ正常に感じることができました。
神経内科領域ニュースより引用、
以前にも紹介したNASAの研究所で開発されている「ブレインインターフェースシステム」マイクロチップを脳内と頭部に取り付け、思考性によって人工腕やパソコン操作など可能にしたシステムで、実用化も近いと考えられている。
(写真参照)、このシステムは応用性も高く、人工腕以外にも、特殊な眼鏡を装着するだけで、視覚障害者の目が見えるようになる。臨床実験で成功している。
但し、ビット数(明彩度)の範囲が狭いため、クリアーな像や視野が得られないのである。
今後、これらの研究が進むと近い将来、10年後ぐらいには実用化もされ、視覚障害者の方々が自立で歩けるまでになると考えている。
現在のブレインインターフェースシステムの課題は小型化、高性能化が求められ、今後の研究によって可能となり、多くの方々のサポート役になるものである。
このように多様性の応用が可能であり、私共研究所でも注目しているシステムである。
私共が構想している北関東での生命科学研究所でもこれらのブレインインターフェースの研究に取り組みたいと考えている。
大学の研究施設や医療機器メーカーなどの共同研究や取り組み、資金融資も必要となる国家的な取り組みが必要である。
アメリカでは「国防総省」がこれらの研究に資金提供や研究員などを派遣し、本格的な研究に取り組んでいる。
今後、日本でもこれらの研究には資金面、人材面(研究員)などの確保も重要課題でもある。
私共は、これらの研究課題を一つでも解決する方法を模索しながら今後、推進して参ります。
五感教育研究所、主席研究員、荒木行彦、
五感教育研究所。ワークショップ、
私たちの脳細胞の働きを、解りやすく面白く解説する五感教育講座です。
五感と大きな関わりのある脳の働きを知ることは「自分」を知ること。
子育て中のお父さん、お母さんにぜひ聞いて頂きたい五感と脳の話です。少し疲れを感じている皆さん、あなたの不安や疑問に必ず役立つお話です。
脳の働きを知って、脳力を伸ばしましょう、そして心も身体もすっきりしましょう!
日時:6月23日(土)午前10時~12時30分
テーマ  五感と子どもの心 
     高橋 良寿 (五感教育研究所、室長)
テーマ  五感と脳の働きの重要性 
     荒木 行彦 (五感教育研究所、主席研究員)
会場:白山地区センター会議室
会場住所:横浜市緑区白山1-2-1
参加費:800円
*申し込みは、氏名・郵便番号・住所・メールアドレスをお知らせください。
*お申込み・お問い合わせは
高橋pwd3wgz24v@me.point.ne.jpへお願いします。
皆様のお越しをお待ちしています。
(株)五感教育研究所




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