マスクのこと

2012-12-17 00:00:47 | 市民A
少し前にノロウイルスに感染して、痛い目にあったのだが、その2週間前にはヒドイ咳によるダメージを受けて、1週間は薬漬けになっていたのだが、それでも完全には治らなかった。もしかすると、マイコプラズマだったのかもしれない。その第一の咳だが、少なくても5人にはうつしてしまい、そのため第二のノロの時は高熱でもあったし、大人しくベッドにもぐりこんでいたため、被害者は出さなかった(と思っている)。

それ以来、外出時にはマスクをしているのだが、ついに新型インフル騒ぎのときに買い込んだマスクの在庫が底を尽きそうだ。そういえば、新型インフルの時も、日本上陸後数週間で感染してしまったので、比較的、流行には敏感な方なのだろう。今年は、第一感染と第二感染の間にインフルエンザの予防接種をしたのでインフルエンザにはかからないだろうが、某国が鳥インフルエンザ攻撃を始めれば、すぐにコロリかもしれない。

そのマスクのことだが、実際のところ、お客様とか、電車の中とか、タクシーのドライバーとか近接する不特定多数の方の中でも、咳き込んでいる人が多数いる状態である。マスクの効用がどれほどあるのかは不明だが、うつされないようにマスク着用したくなる気持ちになる(自分が2度も感染していたことを棚に上げるのは身勝手な話ではあるが)。

ところが、マスクをすると、近くの人から「感染者ではないか」と白い目でみられるわけだ。きのう乗ったタクシーなんか、こちらがマスクをしているのを見るや、たちまちポケットからマスクを取り出して着用するわけだ。

思うに、国民的合意事項として、感染してマスクを着用する人は、赤マスクにして、感染予防のためにマスクをする人は青マスクにすれば、青マスクの人の立場もよくなるのではないだろうか。

もちろん、それこそ、赤マスク差別という人権問題になるといえばいえるのだが、まあ、一時的なことだから、差別よりも合理性の方が重要なのだろうが、問題は赤マスクなんかする人がいるとは思えないのである。

ただ、似たような例で、電車の優先席で、ちょっと恰幅がいい女性が妊娠しているのか、ただのファットウーマンなのかを見分ける方法としてマタニティマークが発明され、意外にも普及したのだから(一方、不妊治療中の女性の気持ちを傷つけているという指摘はあるようだが)、赤マスクだって普及しないとも限らないような気がする(むしろ青マスクの方が普及するのかな)。


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