お客さまが、奴隷に

2011-03-25 00:00:43 | あじ
高度に発達した資本主義社会では、供給側よりも需要側の方が、立場が強いと言うのが一般的だ。「お客様は神様」ということになる。

ところが、先日の大震災の後、物不足となり、供給サイドが威張っているわけだ。「売ってやる方式」。言い換えれば「買わせていただく方式」ということ。

そんなことで、普段は来てくれる業者が、来てくれないわけだ。困ったことになる。

それで、何とか供給してもらえないかどうか。こちらから足を運んでいる。

お昼間に行く。

ペコペコ・・・ペコペコ・・・ペコペコ・・・

で、何とか商談終了。

お昼もわたし持ちである。その会社の近くにインドレストランを知っている。

「マンダラ2」。

かなり本物の味だ。ぞろぞろとメンバーがついてきて総勢5人になる。5というのは、レストランでは嫌われる人数だ。

まず、カレー選び。

チキン、海老、野菜、フィッシュ、卵の五種類・・・味は、甘口、中辛、激辛。

「卵入りのカレーは、こども用だから」、と牽制球を投げる。逃げ道封鎖。

「本場のカレーほど辛くないから」とレベルを上げる。

「フィッシュといっても、本場のフィッシュヘッド(魚の頭)カレーじゃないから」

「野菜は**能が・・」

「本当はチキンが本筋ですね」


「チキンの激辛」4名。私だけが「海老の中辛」となる。



で、巨大ナンが登場。

4人分のテーブルに5人で坐っている関係で、ナンが触れ合ってしまう。

そして、激辛チキンカレーはなかなか進まない。

「ビール要りますか?」

「じゃあ・・」

ますますテーブルが狭くなる。

まあ、そんな話である。


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