フライトシミュレーターではセーフ??

2013-10-10 00:00:30 | 市民A
B787のトラブルが続いている。国内2社の9月下旬からのB787のトラブルは、こういうものだ。

9月20日 ANA 北京→成田 バッテリー電圧低下表示。成田でバッテリー交換
9月23日 ANA 熊本→羽田 操縦室の表示に一部不具合発生で欠航
9月25日 ANA シアトル→成田 オイル漏れ。6時間半遅延
9月28日 JAL デリー→成田 燃料ポンプ故障。1時間7分遅延
10月2日 ANA 北京→成田 機体システムの機材トラブルで欠航
10月5日 ANA サンノゼ→成田 機体制御システムトラブルで3時間半遅延

その他にも、ノルウェー・エア・シャトル社は1週間に3回もトラブルに見舞われて、ボーイング社に何らかのインネンをつけるらしい。


ということで、羽田-岡山を空路で移動する時は、B787ではなく777(ANA)か767(JAL)を利用していた。高松空港緊急着陸までは、むしろB787を選んで搭乗していた。「嗚呼!涙メシ」という機内でのみ見られる20分程度のビデオがあって、それが楽しみだった。有名人にとって、人生の思い出に残る食事を紹介。


先週、岡山空港から東京へ向かう時も、B787を回避し、B777を選び、1時間前に出発ロビー待合室に行くと、・・


fls


見慣れぬ機械があって、人が集まっていた。どれどれ・・

フライト・シミュレータ(Flight Simulator)。

パイロットの訓練装置の名前だが、ある意味、ゲーム機とも言える。主に小学生が100円玉を投入して飛行訓練をしていて、隙をみて自分でも遊びたそうなスーツ姿の大人が、その周りにいる。さらにその外側から観察を続ける私。

どうも結構難しそうだ。というか、簡単過ぎて飛行の限界を試しているのかもしれないが、しょっちゅう砂漠に落っこちている。町のはずれの飛行場の手前に砂漠があるというのは、日本じゃないよね。行先は、羽田か新千歳か仁川のようだが。

で、もっとも驚いたのは画面上の飛行機は砂漠に落ちると、何回かバウンドして、また空に戻っていくわけだ。

不死身の飛行機のわけだ。最近の航空技術の進歩に感心してしまう(プロの操縦士の練習用も不死身飛行機なのだろうか?)。


ということで、眺めているうちに搭乗時刻がきたのだが、2つのガッカリが待っていた。

ガッカリ1.使用機材変更となりB777からB787となる。

ガッカリ2.搭乗した機体にはビデオ装置が付いてなかった。以前乗っていたのは海外仕様と推測。

唯一、不死身飛行機であることを祈った。


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