大阪北部で地震

2018-06-21 00:00:53 | 市民A
6月18日に発生した大阪北部地震だが、メカニズムが複雑らしい。大小いくつかの断層が近い場所らしく、それらの断層帯の上にある地域は要警戒になるのだが特定できていない。

いくつかの断層というのは、まず1596年に慶長伏見地震を起こした有馬-高槻断層帯。(数年前に有馬温泉に行った時、この時の地震で有馬温泉が壊滅し、豊臣秀吉が大工事をして再建したことを知った。建物の倒壊だけでなく、温泉の湯温が高熱になったそうだ。もともと有馬温泉の湯は太平洋の深層海洋水ではないかという説もあるように神秘的なのだ。

次に、阪神淡路大震災の六甲-淡路断層帯。六甲山というのは日本列島が南から北に押し上げられ、その時に大阪湾が沈み込む反作用で神戸側が隆起したものとされていて、あれだけの山系ができる間に地層がバリバリと壊れたわけだ。

さらに、1万年動いていないらしい上町断層帯があり、さらに南には熊本地震にも繋がる中央構造線(徳島から和歌山を抜け、遠く関東まで続く)がある。

さらに南海トラフがあるわけだ。JR西日本も危ないし。


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