『クラシックBOOK』という書名で、副題が「読んで聴いて10倍楽しめる」と書かれている。
![cb](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/66/b3d3d43ff5890ddc40c3a3f27709a6cc.jpg)
別に、ささいな問題を大げさにする気持ちはないのだが、「10倍」楽しむといっても、人によってクラシックの楽しみ方はさまざま。日本はC国とは異なり、自由主義の国だから楽しみ方は勝手に決めてもいいのだが、それにしても10倍楽しむというのは、表現として、どうかな。
要するに、曲については、本に別添のCDを聴き、作曲家のエピソードは本を読めということらしい。
それで、好きな作曲家というのも、高校生の頃はベートーベン。大学生の時は、バルトーク。その後、モーツアルト。ラフマニノフやベルリオーズに興味が広がっている。
で、本書を読んであらためて興味が増した作曲家はいるかということになるが、意外にバッハなんかいいかもと思えてきた。なにしろ、子沢山。のべ二人の妻との間で計20人の子供が生まれた。
それと、作曲家というのは、普通の人がいないのですね。
はっきりいって、9割以上が奇人変人。
小室哲也なんて、常識人の口だろう。
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別に、ささいな問題を大げさにする気持ちはないのだが、「10倍」楽しむといっても、人によってクラシックの楽しみ方はさまざま。日本はC国とは異なり、自由主義の国だから楽しみ方は勝手に決めてもいいのだが、それにしても10倍楽しむというのは、表現として、どうかな。
要するに、曲については、本に別添のCDを聴き、作曲家のエピソードは本を読めということらしい。
それで、好きな作曲家というのも、高校生の頃はベートーベン。大学生の時は、バルトーク。その後、モーツアルト。ラフマニノフやベルリオーズに興味が広がっている。
で、本書を読んであらためて興味が増した作曲家はいるかということになるが、意外にバッハなんかいいかもと思えてきた。なにしろ、子沢山。のべ二人の妻との間で計20人の子供が生まれた。
それと、作曲家というのは、普通の人がいないのですね。
はっきりいって、9割以上が奇人変人。
小室哲也なんて、常識人の口だろう。
えっー? バッハはいいですよー、バッハは。
ベートーベンの交響曲も、バッハ達の組曲に
対抗しているわけだし、ショパンの前奏曲も
「平均律」への一種のオマージュであるし・・・
何と言っても、無伴奏シリーズは、その楽器の
魅力を再発見できる曲集といえると思うのです
が・・・ 声楽部門のカンタータは年末年始には
最適ですよ。バッハは、いわゆる有名な旋律
だけでなく、どの曲集にも必ずと言ってよいほど
優れた曲や美しい旋律が含まれています。
私は若い頃はあまり彼の音楽の魅力がわかり
ませんでしたが、年を取るにつれて、その奥深
さにはまっています。是非、御鑑賞あれ。
市橋
バッハについて「音楽の父」と表現することがあるのですが、本書では、「バッハの前にはルネサンスからバロックへつながる長い歴史があるので、バロック音楽の集大成者」ということではないか、と書かれています。
さらに、「バッハ没後に、いったん作品が世間から忘れ去られたのに、いまさら『父』とは・・」ということもあります。
いつもバッハ全集を買おうかどうか迷うのですが、とりあえず、ちょっとだけ・・