おたる水族館、ゆるい時間が流れていく(2)

2023-07-05 00:00:32 | 美術館・博物館・工芸品
おたる水族館は高台にある本館と海と同じレベルにある『海獣公園』にわかれる。



海獣公園では海水をそのまま取り入れている。セイウチ、あざらし、トド、ペンギン、イルカなどが一日に2~3回ショーを演じる。




まず、セイウチ。3頭で30歳代の父親と母親と3歳のこどもが同居している。父親の牙は偉大で、母親にはないが、これはもともと牙があったが、病気になって、手術をして除去したそうだ。歯周炎だろうか。3歳のこどもにも牙が生えてきたそうだ。父親は、なぜか芸達者。



トド。ショーなどやるのかと思ったが、足も速く体が大きいので見栄えがある。ただ、上手くいかなくても、二度目はやらない。



しかし、どのショーも迫力がある。海とはつながっていて水中の柵で、園外か園内か分かれる。ゴマフアザラシがたくさん飼われていて、うち1頭は海にいたのが、自分から仲間に入ったそうだ。そういえば、ネコも野生がペット化したのではなく、自らペットになったという説がある。



ペンギンの行進。ペンギン舎から海岸のプールまでの散歩タイムがある。ペンギンの自由参加ということで、今回は13頭。行進のあとには、ご褒美の小魚があるのだが、全員参加ということではないそうだ。



イルカショー。昨年だったか鴨川シーワールドのショーでシャチが大ジャンプをして観客席中が水浸しになり、全身の衣類が海中転落したかのようになったため、今回の旅には着替えを一日分大目に用意していたが、そういう時には何も起きない。

そして駅の近くに戻り、レンタカーを借りて西へ向かう。