最高のスープカレー、ニセコで出会う

ニセコのホテルに着いてから、直ぐにレスラン探しを始めたのだが、なにしろ土地勘もなければ情報も少ない。ホテルにあった観光情報のパンフレットで、ホテルのある東山地区のいくつかの店に電話をしたがどこもいっぱい。ということで、離れているがニセコ駅の近くに行って、何軒かあたってみようと出かける。

そしてニセコ駅のすぐ左側にニセコ駅と同じようなデザインの建物がある。そこがスープカレーの店だ。スープカレー店のデザインをみてニセコ駅を設計したはずはないだろうから、駅を模して店を建てたのだろう。野球でいえばホームと一塁の距離よりは短いように思う。店名は『Soup Curry ＆ Bar Jamii』（スープカレー＆バー　ジャーミー）。

タイトルに書いた「最高のスープカレー」という表現は、あくまでも自分史の中の表現。東京で今までに何回かスープカレー店に行ったが、その比ではない。一方、ニセコ町だけでも別のスープカレー店はある。「最高」というのは、あくまでも私的表現。

そして、頂いたのは、『揚げチキンと野菜のスープカレー』。実は、当日は白いシャツを着ていて、どうしようと思っていた。白いシャツやネクタイはスープカレーの大敵だ。もっともカレーの染みは日光に当てると分解するので気にしなくてもいいという説もある。

ところが、心配したような結果にはならなかった。チキンの身離れが良かったり野菜も適当なサイズに切られているとか。

一つだけ気がかりなのは、従業員の数。１名か２名。仕事は調理だけではない。心配してしまう。