島原半島の温泉

2022-03-23 00:00:05 | たび
島原半島では、三か所の温泉場が有名だ。東から島原温泉、中央に雲仙温泉、西側が小浜温泉。情報を調べると、半島西岸の小浜温泉の下に105度Cの熱湯が上がってきて、その分岐が雲仙火山群の方から地下の硫黄分を含んで吹き上がるのが雲仙温泉、さらに東岸の島原温泉は多くの成分が含まれていると言われている。

今回の旅程では島原に泊まって雲仙、小浜と半島を横断し、諫早に戻ろうということで、温泉には雲仙で入り、小浜にある日本一巨大な足湯設備に浸かって海を眺めるつもりだったのだが、現地直前チェックで数日前に小浜の足湯が点検整備のため一時閉鎖されたことがわかる。

ということで、雲仙で足湯、小浜で温泉と入れ替える。

雲仙には観光協会が設置した共同足湯があり、これが結構、熱い。長く足を入れておくと、茹蛸のように真っ赤になる。赤くなるだけではなく、本当に茹で上がってしまうので、足を出したり入れたりしないといけない。



実は、一ヶ月ほど前から足の指を中心に、しもやけになっていて、少し痒かったのだが、完全に治った。ただ、温泉の成分が効いたのか、温泉の熱量のせいなのか。どちらが治療に効果があったのかは、わからない

そして、島鉄の鉄道バス乗り放題チケットを使って小浜に向かう。



直前に調べた情報で、屋上の温泉で、海が見えるという旅館で、ワンコインで1時間ほど温まる。さすがに湯質はサラサラで、何より眺望がすばらしい。

この1、2年眺望がすばらしい温泉によくあたっている。富士山、渓谷、海。よくいくサウナの屋外露天風呂は、外から覗かれないように高い柵や目隠しがあり眺望価値ゼロだが、ずいぶん違うものだ。