海に面した大三東駅

2022-03-15 00:00:35 | たび
長崎から島原方面に足を進める。諫早(いさはや)駅は長崎新幹線の駅でもあるし、ここを起点として島原鉄道が島原方面に向かっている。そして、一両電車の鉄道にしばらく乗ると『大三東(おおみさき)』という駅がある。日本で一番海に近い駅と紹介されている。



実は、最も海に近い駅としてメジャー?なのが、JR東日本鶴見線の支線の海芝浦駅。東芝の敷地内にある駅だ。これも同程度に海に近い。どちらに軍配を上げるかということだが、わずかに大三東が優位と言えるかもしれない。というのも、海芝浦の方は本来は海のそばなのだが、この先に横浜から川崎まで埋め立ての島があって、海ではあるが運河のような形状になっているからだ。駅には何の関係もない話だ。



ところで、大三東駅が特に最近脚光を浴びているのは、一つは黄色いハンカチ。映画の黄色いハンカチとは異なって、神社の絵馬と同じように願い事を書き、本来は秘密のはずの事を多くの人の好奇心の前にさらすことにより、パワーを増大させ現実化させようというわけだ。



実は、読むと弔い系で悲しくなるハンカチもあるが、愉快なハンカチもある。人それぞれだ。傑作は、“めざせ〇〇〇〇”。深読みすると、かなり悲しい現実があるのかもしれない。



そして、もう一つの脚光理由だが、この駅がキリンレモンのCMのに使われたそうだ。上白石萌歌さんが歌を歌った。そして彼女もまた黄色いハンカチで願掛けしたそうだが、彼女のハンカチは雨ざらし風さらしではなく島原駅の駅舎の中にありガラス越しにてみることができる。上白石萌音さんだと思っていたが、ハンカチを観察すると、妹の萌歌さんの方だった。