どんぶりサイズの茶碗蒸し

2022-03-04 00:00:24 | 市民A
長崎名物の食べ物といえば、・・・

数多い料理の中でも異色なのが、『吉宗』の茶碗蒸し。なにしろ大きい。

ちょうどお昼時だったが、マンボウ下である。空席のある店内へ。

茶碗蒸しと蒸し寿司のセットをいただく。



茶碗蒸しの楽しみの一つは、表面には見えない具材が何かという推理感。表面にはカラー蒲鉾が見えているだけだが、内部に潜んでいるのは通常の茶碗蒸しと同様に、銀杏、椎茸、海老、そして穴子である。これだけの量があると、達成感がある。

なお、三色蒸し寿司の方だが、錦糸玉子、でんぶの他、そぼろ煮が表面を覆っているが、これが鶏肉ではなく、煮穴子である。

ところで店名の『吉宗』だが、「よしむね」ではない。「よっそう」と読む。慶應年間に吉田宗吉信武氏が店を起こす。氏名から店名を作ったようだ。宗吉信武とは長い名前だ。宗吉と信武と二人分だ。