現代的速度感

2022-03-02 21:10:15 | 市民A
ロシア軍侵入後、約1週間で欧米日による経済封鎖網ができあがった。80年前の日本の状況にあてはめると、

1937年7月 盧溝橋事件から日中開戦
1941年8月 ABCD包囲網で対日経済封鎖に至る(米英中蘭)

4年後だったが、今回は1週間。

1945年8月 原爆投下
これもさらに4年後だったが、現代のスピード感でいえば、今から1週間後になる。

長崎、軍艦島へ

2022-03-02 00:00:52 | たび
一ヶ月半ほど前、オミクロン株が燃え広がった頃、下火になるのは2月半ばと、専門家たちが言うことを信じてしまって、「では、3回目の接種の後、どこに行こうかと」と考え始めて、長崎にしようと思っていた。

ところが、その後、下火にならずにマンボウ発令となり、さらに延長になった。長崎県も3月6日までは延長になっている。したがって「軍艦島クルーズ」を手掛ける5つの会社はすべてクルーズを3月6日まで中止したのだ。実は、以前に観光で長崎に行った時に、グラバー邸とか原爆関係の施設などは見ていたので、それ以外のスポットを回ろうと思い、その中心が「軍艦島」だった。とかく韓国からのクレームがあり、さらにエネルギーと日本の近現代史は大きな関連がある。しかし、延期と言われればしかない。



しかし、事態はなぜか急変。マンボウにもかかわらず2月20日頃から、軍艦島解禁となった。不思議なことに全5社中、実際に軍艦島クルーズを再開したのは1社だけ。ガイドの方は、80台で元気な年寄りといった感じ。各社のガイドの中でも、もともとこの島(端島)で石炭を掘られていたのは、その方だけだそうだ。

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ということで、天気は晴朗。1社しか稼働していない時期だったので、運航時間に余裕があり、船の右側、左側に旋回してサービスが行われる。「軍艦」と一般名詞で呼ばれるが、「土佐」という戦艦に似ているそうだ。



そして上陸。船着き場から上を見ると、未来都市のように立体化された街(ピーク時5000人超)も、自然の力の前に絶望的なすがたをさらすわけだ。