第二次大戦の転換点となった1942年から43年にかけてのスターリングラード攻防戦の映画。ロシア側からみた映画だ。単に『スターリングラード攻防戦』は2001年に西側各国の共同制作で公開されている。
いまどき、ロシアの戦争映画を観るからといって、ロシア軍の弱点を探し出して作戦を立案しようというわけではないが、なんとなく見えるものもある。スターリングラードは、現在はヴォルゴグラードと呼ばれる。ドイツ(枢軸国)側はカスピ海からイラクにかけて存在する油田を手に入れようとするが、途中にあるスターリングラードのソ連軍が立ちはだかる。そのため、スターリングラードを手中にいれるために大兵力で攻め込むが、最悪の市街戦に突入。200万人が亡くなったといわれる。港が見える鉄筋コンクリートのアパートをめぐる争奪戦が熾烈をきわめる。
この映画はあくまでもロシア映画なので、ドイツ人を徹底的な悪人として描いている。民間人保護の話だが、この両軍にとって民間人保護というのは、まず、市街地への無差別攻撃を行い、生き残ったものの行くところがなくなった民間人だけが保護の対象と考えていたようだ。無差別攻撃での犠牲者は対象外ということ。
結構、戦闘シーンはリアルな感がある。最後の方で登場したドイツ軍の巨大戦車は、鉄の塊のような強烈な物体だ。アパート攻防戦は一階と二階で撃ちあいになり、死体は窓から外にポイされる。
そもそもスラブ民族とゲルマン民族は歴史上は戦い続けているわけだ。今でも。
いまどき、ロシアの戦争映画を観るからといって、ロシア軍の弱点を探し出して作戦を立案しようというわけではないが、なんとなく見えるものもある。スターリングラードは、現在はヴォルゴグラードと呼ばれる。ドイツ(枢軸国)側はカスピ海からイラクにかけて存在する油田を手に入れようとするが、途中にあるスターリングラードのソ連軍が立ちはだかる。そのため、スターリングラードを手中にいれるために大兵力で攻め込むが、最悪の市街戦に突入。200万人が亡くなったといわれる。港が見える鉄筋コンクリートのアパートをめぐる争奪戦が熾烈をきわめる。
この映画はあくまでもロシア映画なので、ドイツ人を徹底的な悪人として描いている。民間人保護の話だが、この両軍にとって民間人保護というのは、まず、市街地への無差別攻撃を行い、生き残ったものの行くところがなくなった民間人だけが保護の対象と考えていたようだ。無差別攻撃での犠牲者は対象外ということ。
結構、戦闘シーンはリアルな感がある。最後の方で登場したドイツ軍の巨大戦車は、鉄の塊のような強烈な物体だ。アパート攻防戦は一階と二階で撃ちあいになり、死体は窓から外にポイされる。
そもそもスラブ民族とゲルマン民族は歴史上は戦い続けているわけだ。今でも。