ふるさと納税追加版

2021-10-11 00:00:40 | あじ
年末が近づくと、算盤をはじいて計算するのが「ふるさと納税限度額」。基本的な計算は終わっていて対処済みだったが、よく考えると少し前に、「ふるさと清算」ともいえる山林や農地、その他の不動産を売却した金額があった。年末調整でそれらの端数的売却益に対する所得税(分離)及び地方税を申告するわけで、その地方税分の「ふるさと納税」が可能となる。たいした計算ではないのだが、半日かけて計算。

何点かを追加することにして、まず、北海道最北端の稚内市の漁協が扱っている一夜干しセットに一枚を寄付。



真ほっけ・にしん・きゅうり魚・なめたかれい・油かれい・宗八かれい・赤かれい、の7種。
一番右の「真ほっけ」は既に焼いて食してしまったが、体長は35センチ。全体に立派なサイズに見える。

実は、「きゅうり魚」というのは、初耳。6匹が並んでいるが、その名は形がきゅうりに似ているためではなく、味がきゅうりに似ているからだそうだ。

雑学だが、英語の「海のきゅうり(Sea Cucumber/シーキューカンバ)」とは日本語ではなまこ。中華料理の素材として干しナマコを戻して煮込むとキュウリを煮込んだものと同じような味や食感になる。人生で一回しか食べたことがない。外国人賓客をホテルオークラの中華店で接待した時。なかなか楽しい話題に展開するのが困難な場面だった。そもそもキュウリの煮つけすら食べたことがなかったし。

ここで書き終わると、「何が言いたいのか不明」となるので、これらの魚類の漢字でも書いてみよう。

かれい・鰈
ほっけ・𩸽
にしん・鰊、鯡
きゅうり魚・胡瓜魚?

手元の『つり文庫 魚のなまえ』では、きゅうり魚はニシン目サケ亜目キュウリウオ科で、ワカサギなどと同じとなっているがwikipediaではキュウリウオ目キュウリウオ科となっている。

一夜干しにすると、きゅうりの味が消えて食べやすいそうだ。

ところで、冷凍品なのだが、魚を干物にすると厚みがなくなるので、なんとか重ねて冷凍庫に押し込むことができた。もちろん、地震で停電になると最悪なことになるだろう。