ご成婚発表しても騒ぐのは

2021-10-04 00:00:29 | 市民A
様々な難題をクリアしてやっとご成婚にたどり着いたプリンセスと一介の青年というのは、おとぎ話ではたくさんある。もっとも一介の青年や一介の美女(シンデレラ)というのは。結婚後の話は深く語られない。まあ色々というか、結婚した時が人生で最もバラ色というのはよくある話だ。

さて、ネット上で、いまだに大騒ぎをしている人たちは、自分が地獄の炎に焼かれるかのような悲痛な叫びを上げているような気がするが、どういう精神状態かよくわからないが、「このままではあの二人は結婚してしまう」という精神的恐怖に襲われているのだろう。逆PTSDか。

客観的には「遠吠え」に見えるが。

といって、王妃というか皇室の人というのは、国民のペットではないわけだ。「国民に愛される皇室」というフレーズを、勘違いしているのだろう。そもそも「愛される」ということを「ペットにする」ということと同じに考えているのだろう。


ところで何年がかりで続いた騒動だが、最初から最後まで「おカネ」の話ばかりだ。皇室の品位とか論じるならともかく、400万円とか年金がどうこうとか、1億5000万とか、NYでの生活費の話とか。

日本国民も貧したものだ。

そこで、視点を逆転させて、王妃に相応しい夫に望まれる年収レベルを考えてみると、都心の一番町あたりにマンションを買うか借りるかすると、買うなら2億円、借りても月100万。ローンは年収の5倍が妥当ということからいうと年収は4000万円。半分を妻名義にして一時金の1億円を払ったとして、残が1億円で必要年収は2000万円になる。家を借りるとしても年間1200万円。年収2000万円としても所得税、地方税、健保、年金払えば40%以上天引きされるから残金と家賃が同額となる。

つまり、最低でも2000万円の所得が必要となるが、現在の日本で、30才位で年収2000万円を会社員として手にするのは難しい。外資系の保険外交員とか外資系金融機関のファンドマネージャー、ベンチャー企業社長、投資億り人、同族会社の御曹司、それからお笑い芸人。詐欺師。歯科医師。

どの職業の方がふさわしいのだろうか。

そういう意味で、国外脱出はある意味合理的ともいえるだろう。

また、この先、米国内でご出産ともなれば、生まれたベビーは日米両国の国籍が選べるわけだ。(母親の国籍による日本と出生地主義の米国)