歯科医院さがし

2021-10-12 00:00:19 | 市民A
特に歯が痛いわけではないが、かれこれ10年は歯科医院に行っていない。前の前の勤め先の頃に運よく名医にめぐり会い、以前の治療部分を全部やり直し、親知らずも2本抜き、その後、生活の場所が遠ざかることになった関係で、これからの予防をどうしようと思っていた。

きっかけは、コロナ。町の診療所にもあまり行ってなかったものの、近所の内科医に顔をつなぐため、市で補助金を出してもらえるインフルエンザワクチンとか前立腺がんの検査といったお医者様にとっては「おこづかい」のような献金をしていた先があったが、いち早く「コロナお断り」の貼紙を貼られて、主治医化計画が失敗。さらにその先生は自分よりも年上なので、この先を考えると、献金先を別に変更しなければならないと研究中。なりそうな病気の専門医で年下条件。

ということで、加齢と不規則生活で歯がポッキリ折れないうちに歯科医院を調べていたのだが、自宅から歩いて行けるところがいいなあと半径1キロ内を調べて、おおむね2つに絞る。説明の都合上、X歯科医院とY歯科医院。

どうもネット上の評判を慎重に読んでいると、X歯科医院は主に歯が痛い人を対象にしていて、様々な最新の治療機械を導入しているようで、ドクターXとかゴッドハンドとか言われているらしい。一方、Y歯科医院は予防医療に重きを置いているようだ。またX歯科医院は自宅から近く、最寄り駅までの近道上にある。Y歯科医院は歩10分ほどの住宅地にある。

実は、X歯科医院は医院の建物の近くに別途居住用住宅があり、さらに大型車庫(その二階の一部に居室がついていて、おそらく税法上は居住用住宅になっているのだろう)もあり、ドイツのP社、イタリアのF社の車、詳細不明なもう一台の計三台があるといわれていることがわかってきた。往診に必要ということで1台は経費になるはず。

Y歯科医の方は見えるところにドイツのB〇W2台。住宅は全体としては大きいが歯医者家族一同で住んでいるようだ。

ということで、Y歯科医院に足を運ぶことにしたのだが、本当の最大の理由は、X歯科医院が自宅に近すぎて、顔もよく見るし、一度入ったら抜け出しにくいという変な安全志向が働いたわけだ。

そして、Y歯科医院で「パノラマ」と言われるレントゲンを撮影し、全体としての無事を確認後、歯石を除去していただく。その後、歯の磨き方の簡単なレッスンがあったのだが、超音波歯磨きとジェットウォッシャーを使っていることを言いそびれてしまった。

後で思うと、気になることが二つ。一つ目は、庶民的な口調の先生なので、つい口を滑らしたのかもしれないが、歯石除去について「歯がたくさんあって大変。5本ぐらいだったら簡単なのだけど」と言われていたこと。たぶん誰だってそう思うだろうか。もう一点は、待合室に並べられた卒業証書はじめとする経歴を表す縦文字や横文字を解読していると、自分よりも年上ということに気付いた。