解けてうれしい詰将棋 平成30年春号

2018-04-07 00:00:39 | しょうぎ
定期的に、「将棋を孫に伝える会」から20冊ずつ購入している詰将棋問題集が届く。『解けてうれしい詰将棋・平成30年春号』。このシリーズは主に一桁台の詰め手数なので、毎月の「こども将棋教室」の参加者に配っていたのだが、昨年来の盛り上がりで20名程度だったこどもが、前回は44名と倍増(しかも増加中)したため、毎回は配れなくなった。それなら40冊購入すればいいようなものだが、収入が固定額なのでそういうわけにはいかない(会費は徴収しているので、どこかおかしいのだが)。

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私も短手数の詰将棋は作るのだが、困ったことに正道を進むような問題がつくれないので、まだ純粋な小学生には自作はほぼ解けないので、この小冊子はちょうどいい感じだ。

しかし、次の年号の発表時期は改元の少し前まで引き延ばされるようなので、この小冊子のように、「平成30年春号」と元号を入れている場合は、年号発表の遅延は大いに迷惑だろう。

もともと日本の一部の超保守派の主張で発表時期が引き延ばされたようだが、本来は西暦にしようかと思いながらもわざわざ元号を使っていた人は、少しは保守的な考えも取り入れておこうかと妥協的に考えていたのだろうが、結局、付和雷同が痛い目に合うというのは寓話的だ。第二次大戦前の帝国臣民とか。

もう一つ、元号が明らかになってから大急ぎで仕事をして失敗しそう点は、「○○一年」ではなく「○○元年」と表示しなければならない。元年というのは元になる年ということだが、ゼロ年ではなく1年という意味なので、またしても年号計算が難しくなる。


さて、3月24日出題作の解答。

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手数の割に素直な手順。初手の発見が大きい。

動く将棋盤はこちら


今週の問題。




素朴な図面で、捨て駒も必要になる。割と簡単なはず。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と総手数とご意見をいただければ、正誤判定します。