28連勝を破られたコメントは

2018-04-28 00:00:19 | しょうぎ
kamiya将棋ペン倶楽部誌2018年春号の対談記事は神谷広志八段が登場。聞き手は木村晋介弁護士(将棋ペンクラブ会長)。

不滅と思われた28連勝の記録を藤井君に破られたショックを癒していたのだろうか。何しろ順位戦降級点のピンチを凌いだのが最初の1勝だったそうだ。それまでの記録を持っていた塚田泰明氏で22連勝。記録に近づくにつれ、本人が心配しているという風の噂が聞こえて来たそうだ。

次の関門が石田和雄氏。続けて対局があることがわかり、最初に勝ったあとの感想戦では研究手順を隠していたら、怒り出されたということだ。

そして、藤井君の29連勝だが、途中で「これは破られるな」と思ったそうで、あらかじめ将棋連盟に「記録を破られた気持ち」を書いて送っていたそうだ。変な取材が来てもこまるからだそうだ。

ところが記録を破られる前に並ばれることになるわけで、将棋連盟からは、並ばれた時のコメントもあらかじめ書いておいてくれと言われたそうだ。妙な人たちだ。


さて、4月14日出題作の解答。

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一言でいうと並べ詰みともいえる。最初の場所に戻る玉。初手と最終手がリンクする。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題

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島に潜む脱獄囚を追い詰めようと少しずつ包囲網をせばめること。

判ったと思われた方はコメント欄に最終手と総手数とご意見を頂ければ正誤判定します。