伸長箸にびっくり

2018-04-27 00:00:30 | あじ
京都駅のKIOSKで、数十秒以内にお昼のお弁当を選ばなければならないことになった。

しかし、場所柄高級品が多いのだが、価格3桁にこだわり、やや小さめサイズの「てまり寿司」を選ぶ。「箸は中に入っていますから」と売店のオネエさまからヒトコト言われる。

temari


要するに、あまり小さい弁当なので長い箸がついていないのではないか、と心配になる客がいるのだろう。

ということで、さっそく包装紙を破り捨て、ふたを開けると、長さ7センチくらいの紙の箸袋がでてきた。

「7センチの箸で食べるのか。指の長さと同じだ・・・」と覚悟を決めて、箸を取り出すと、驚くことに伸長式の箸だった。プラスティックの部分と木製の部分とがスライド式でつながっている。木の部分を引っ張ると、長く伸びてカチッと固定される。

さて味の方だが、てまり寿司は、実は相当おいしい。みかけ通りなのだが、量にも問題は感じない。同じシチュエーションならまた買いそうだ。駅弁らしく酢がきついのもいい。

季節的には、暖色系の色とりどりの色彩からして春の旅行には最高なのだが、実際、京都旅行に行く場合は、たぶん昼用の駅弁は売れず、夜用が売れるのではないかと推測する。丹波牛の焼肉弁当とか。てまり寿司は秋の京都の夜の弁当には向かないだろう。

食べ終わって片付けはじめて、伸びた箸が長すぎて邪魔になることに気が付く。折れないし。