「くじけるな」は違うなあ・・

2017-12-13 00:00:04 | 市民A
最近、自宅近くの県立高校の校門に掲示されているポスターが気になった。

kenkei


「少年非行の防止」という大テーマに対し、「悪の手に 乗るな、染まるな、くじけるな」ということなのだが、「悪の手」というのは端的に言って「犯罪者」ということだろう。「乗るな」は「仲間になるな」ということだろう。「染まるな」は「親しくするな」ということであろう。ここまではわかる。

犯罪者の仲間になるな、親しくするな。

そして「くじけるな」とは意味がわからない。「犯罪行為をして逮捕されてもくじけるな」ということだろうか。「犯罪行為に失敗してもくじけるな」ということだろうか。「犯罪者に対してもくじけることなく戦おう」ということだろうか。


そしてポスターの左下には、神奈川県警察と書かれている。言ってはなんだが、座間の9人殺人でも神奈川県内の失踪者の捜査でも解決できずに、警視庁が最初に尻尾を掴んだ。思えばオウム真理教事件の時もその後の事件に繋がっていく坂本弁護士一家殺人事件が解決できなかった。

東名危険運転致死傷罪は、証拠がたくさんあってやっとたどり着いたが、川崎トンネル内殺人事件の犯人とされる人物は別件の服役刑期終了直前に奇妙な自首を行った。自首した男は重篤な病気持ちなので刑務所にさらにいたいのではないかと疑いを持っている。まもなく自首から2ヶ月なのだがいまだ送検されていないようだ(鑑定留置中)。事件当初から疑われていたが証拠がなく逮捕できなかったのだが、証拠がないのは今も同様だろう。怪しい自供に乗せられて檻の中に入れても、治療費、入院費が国費持ちで、長々と裁判を行い、最後に一転否認で無罪獲得を狙っていることを恐れているのだろうか。