ボブ・ディラン、ノーベル文学賞受諾したものの

2016-10-30 00:00:13 | 音楽(クラシック音楽他)
ボブ・ディラン氏(1941-   :171cm)が2週間の沈黙を破り、ノーベル財団に受諾の電話をしたと報道された。メールじゃなく電話だ。

「もしもし、ノーベルさんのお宅ですか。」
「はいそうですが、おたくは?」
「ボブですよ、ボブ。」
「ボブじゃわからないよ、ボブさん、で、誰に用事なの、英語聞きにくいよ、ちゃんと発音してよ・・」

たぶん用件が担当者に伝わるまで30分くらいかかったのではないかと思うが、公表された内容ではノーベル賞は受諾したものの表彰式やパーティに出席するかどうかは明言されていないようだ。「行けたら行く」と、禅問答だ。ホテルの予約はまだとれない。

アメリカでは、「グラミー賞とノーベル賞の両方を受賞したのは二人目だ」と妙なことが話題になっているようだ。一人目は、バラク・オバマ氏。グラミー賞の方は最優秀朗読アルバム賞を受賞しているようだ。平和賞の方も「朗読」で受賞している。


ところで、「行けたら行く」ということだが、10月23日付け弊ブログ:ボブ・ディラン氏ノーベル賞黙殺中の理由を推理の中で、ディラン氏沈黙の理由を7つ並べたのだが、内3つは辞退するかどうか考えている理由で、残る4つは受諾した時に問題になる諸事情を片付けるための時間が必要という考察だった。

まず、その4つを並べてみると

1. ノーベル賞の受賞式で披露する予定の新曲が完成していない。
2. パーティでのダンスの練習
3. パーティに同伴する女性を誰にするか
4. ゴーストライターの口止めのための賞金配分方法が調整中

ということだった。

1.受諾スピーチの際には記念講演が必要なのだが、彼の場合はコンサートでもいいということになったそうだ。そのための受賞記念曲の作詞作曲が終わったのだろうか。現在、ミュージックビデオ撮影中かもしれない。

2.ダンスも問題。コンサートで踊ったりしないのだろう。それよりも髭をそらないと、相手が近寄らないのではないだろうか。

3.同伴女性問題だが、彼は公式的には2回結婚したことになっている25歳の時1965年から10年ぐらい妻だったのがサラ・ラウンズさんでこどもが4人。その後バック・シンガーのキャロリン・デニスさん。1992年から何年か結婚し、こどもが一人。その他、自称ボブの子という人物もいるそうだ。

4. ゴーストライター疑惑は単なる私の推測だが、もしそうなら受賞を断るだろうと思う。これも後から言い出す人間がいると大騒ぎになるはず。

そして、「行けたら行く」ということだが、もしかしたら、

5.時間が経たないと体内から排出されない成分が抜け切れるかどうか、ということなのではないだろうか。スウェーデン入国拒否とかなると、航空運賃が無駄になってしまう。行かなければ、2の問題も3の問題もクリアになるし、米国内で記念コンサートを開けば90万ドルは自分のものになる。働けど働けど、なお離婚慰謝料残るという状態とも聞くので、恥を忍んでもいただけるものはいただきたいのだろうか。