横浜中華街・四五六菜館

2011-10-28 00:00:28 | あじ
中華街が元気で、週末は人であふれている。数年前にみなとみらい線が開通して、東京、渋谷方面から直通電車が開通してから中華街が変わったような気もする。多くの店が建て替えや新規出店を行っている。ただ、場所や中華街全体の面積は変わらないので、売れない店が淘汰され、売れる店が2号店、3号店と複数出店しているからだろう。

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この四五六菜館も、市場通りに入ったところでもあり、十年前はパッとしなかったし、上海料理といいながら、味にも癖があった。

が、最近はコック長に孫さんという人が入って、しょっちゅうマスコミに登場している。はっきりいって、味が変わった。ライト感覚に変貌。というか上海料理的になったというべきか。

実は、中華街の上海料理店に行ったのは、10月1日に解禁になった「上海蟹」の蒸し物でも食べに行こうかな、と思ったことからなのだが、

蟹、高過ぎじゃん。どこの店もだ。そのうち、交際費で食べに行こう。

それに、オスとメスに若干の価格差を設けている店があるのが気に食わない。男女機会均等法違反だ。

それで。蟹の代わりに散々色々注文したのだが、その一端を・・

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北京ダック。当然ながら皮だけを食べる。中華料理店の七不思議の一つに、北京ダックの肉は、どこに消えるのだろうか、というのがある。

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エビマヨ。エビを薄い衣で覆って、油であげてから特製のソースでからめる。辛くもなく甘くもなく。歯ごたえが微妙で丁度いい。

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フカヒレスープ。世界三大スープの一つ。最近、米国ではサメを捕獲してヒレを切り取って生きたまま海に投げ込む中国式のサメ漁を残酷漁法として、フカヒレスープを禁止しようという動きがあるそうだ。肉をかまぼこ具材に使う日本式とどちらが残酷なのだろうか。

ところで、世界三大スープといえば、フカヒレとトムヤンクンとは知っているが、もう一つは何だろう。よく知らない。個人的には、クラムチャウダースープか、はまぐりの潮汁が好物だ。わが先祖は、海辺で貝ばかり食べていたからだ。

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そして、忘れてはならないのが、『孫さんのマーボ豆腐』。激辛だ。

20年物の高額紹興酒が次々お代わりになってしまう。これなら蟹を食べたほうが良かったかも。