一歩千金

2011-10-15 00:00:37 | しょうぎ
好きな将棋の格言に、『一歩千金』というのがある。

持駒にあと一枚歩があれば必勝なのに、というような時に使う。

表層的な意味を考えれば、小駒である「歩」を称賛しているように思えるが、本当のところは、「わずかな歩一枚があればなあ、と思う時にこそ、その一歩が手に入らない。というようなマーフィーの法則風のような警句なのかもしれない。


さて、10月1日出題作の解答。

a1234


▲3九金 △同玉 ▲3八飛 △2九玉(途中図1) ▲3九金 △1九玉 ▲2九飛 △1八玉 ▲2七歩 △1七玉(途中図2) ▲1八飛 △同玉 ▲2八金まで13手詰

最後に飛車捨てを行うために、あらかじめ飛車を打っておく、という図式である。

動く将棋盤は、こちら


今週の問題。

a1234



ちょっとさっぱりした軽快手順で・・

一時、はやった図式のような気もするが、昔のことは、よくわからないので。

わかったと思われた方は、コメント欄に最終手と手数と酷評を記していただければ、正誤判断。7手目注意。