乗換えのこと

2009-11-09 00:00:22 | 市民A
朝、通勤に使っている路線は、沿線のホームの両サイドで、二つの別の路線が平行して走っている。だから、途中の乗り換えで、別のホームまで上がったり降りたりしなくてもいい。もちろん、異なる路線なので、最終的には目的地へ向かう電車に乗らなければならない。

さらに、両線とも普通電車と快速(両線で呼称が異なる)の電車が走っている。さらに、元々、両線の固有の理由で、電車の渋滞区間が異なるわけだ。

ということで、最近、2つの線の普通や快速を上手に乗り換えていくと、最初に乗った電車よりも最大2本前の電車に乗り換えることに気付いた。

それで、実際に試みると、いくつか要領が必要なことがわかる。

まず、乗り換えは、A線からB線とか、A線の普通から快速へとかになるが、「車両の数が異なって、同じ号車に乗れない」あるいは、「あまり端の車両に乗ると、向かい側のホームに車両がない」といったケースがある。

さらに、ホームの右から左へ移るといっても、間に階段エリアがあったり、ベンチや自販機があったりする。

かなり、戦術的になるわけだ。

ということで、この技を洗練するために10日ほど必要だったのだが、ようやく基本パターンを習得。

しかし、あまりに際どい時間管理が必要なのにかかわらず、うっかりボーっとして別路線に紛れ込んだりすると、修復するためには、大きな時間ロスが発生する。(何度も失敗した)

さらに、「細かく乗り換える客」というのは「痴漢」に多いとも聞くので、そのうちマークされるのかもしれないというおそれもある。

実際に、同じことをしている乗客は、まだ見かけていない。


ところで、こういう複数の路線を乗り換えるといえば、政治の世界では時々見られる減少だ。民主党というのも、そういう議員が今の中核をなしているような気がするので、とりあえず、現閣僚の乗換え回数を見ると、

鳩山総理 自民→新党さきがけ→民主 と、あっさりしている。

菅直人副総理 社会民主連合→新党さきがけ→民主 と。こちらも簡単。

小沢一郎幹事長(閣僚ではないが)自民→新生→新進→自由→民主 5回だ。

しかし、さらに多い人がいた。

岡田外相 自民→新生→新進→国民の声→民政→民主 6党。

さらに、

北沢防衛相 自民→新生→新進→太陽→民政→民主 6党。

どうも、自民、新生、新進というコースの場合、迷走感になるのだろうか。

一方の野党。政党間の渡り鳥として評判の悪い人を見ると、

小池百合子氏 日本新党→新進→自由→保守→自民 と、今のところまだ5党である。

参考として、

海部俊樹氏 自民→自由改革連合→新進→自由→保守→保守新党→自民 7党だ。漂流記みたいだ。