原美術館・・ラウシェンバーグへのオマージュ

2009-11-08 00:00:17 | 美術館・博物館・工芸品
width="200" height="150" border="0" alt="hara1" hspace="5" class="pict" align="right">品川駅から近い御殿山は、高級住宅街ということになっているが、まあ、高級な人たちと中級な人たちの混住地帯だ。外車比率も20%程度。

住宅街の奥にあるのが、原美術館である。

現代美術館としては、老舗(という言い方があるなら)である。コレクションも現代美術の作家を世界中から集めている。



" width="200" height="150" border="0" alt="hara2" hspace="5" class="pict" align="left">10月24日から12月6日までの展示は、『間に合わせのもの』ラウシェンバーグへのオマージュと題して、亡きロバート・ラウシェンバーグの遺作を中心に構成。

現代美術なので、没後100年とかじゃない。なんと、没後1年。まあ一周忌展ということ。



hara3解説は野暮だから、まじめにしないが、絵画中に描かれたいくつかの物体が「間に合わせ品」ということらしい。アポロ宇宙船みたいなのもある。




彼以外にも大御所の作品が2階建のこじんまりした展示室に並ぶ。

hara5ジャスパー・ジョーンズの鉛レリーフ『0から9まで』。よくわからない。でも結構、実在感がある作品。原美術館のコレクションは、現代美術であっても、この実在間の強い作品が多いように思う。





hara4アンディ・ウォーホルの『撃たれた大統領シリーズ』。ケネディのこと。こういうのは、一歩間違えれば、パロディに堕ちるから難しい。日本で皇室の実在の人を扱うようなものだ。(ケネディ家は皇室になったようなものなのかもしれない。いや違うかな。)




hara6そして、ローリー・シモンズの『座るアコーディオン』。実は、あまり感じなかった。わからないものは、わからない。