将棋ツアー2009inTOKYO

2009-09-20 00:00:17 | しょうぎ
lpsa9月13日に東京某所で開催された、『LPSA将棋ツアー2009inTOKYO』に、知人と一緒に行く。女子アマ王位戦の東京地区代表を決める大会で、同時に、いくつかの企画が併催される。詳しくは、LPSAのホームページに掲載されている(写真に写らないように努力した甲斐があって、どこにも自分の姿は見えない)。

大会を見ていると、特に女性だからとかいうような指し方は見えず、攻撃型の人もいれば守備型の方もいる。ただ、予選会という公式な対局にしては、周りの一般対局の人や、販売コーナーや指導対局のエリアと近く、騒がしくて落ち着いて指せないのではないだろうか。

何メートルかでいいのだが、公式対局中の人たちの周りに、空間を設けたほうがいいのではないだろうか。

以前はよく出場していたアマ名人戦などの県予選でも、対局者の周りに人だかりができることがあり、本来、個人戦なのに、グループ化した人たちに取り囲まれて指すことになり、助言まがいの咳払いとかされたことが何度かあったことを思い出す。


行ったついでに、一般参加のトーナメントに出場してみた。個人戦に出場するのは久しく覚えがないのだが、どうも賞品とか、何らかのターゲットがないと、気力が出ないものだ。

高美濃の相手に居飛車穴熊という普通の展開で、面倒臭くなって、角損でも飛車が成り込み、7三の地点を突破したので楽勝雰囲気。さらに穴熊の金銀を操って、攻め駒の角金銀あたりを質駒にする。質駒を全部回収してから、詰めに取り掛かるが、遠くにいた相手の角の存在を見落として、詰ましたはずの銀を取られてしまい、無念の投了。知人の話だと、私に勝った人が優勝したらしい(負け惜しみ)。

盤面を広くみるためには、この人の詰将棋で勉強しなければならないだろう。

言い訳を一つ考えれば、うっかり対局時計を右側に置いたため、右隣の対局時計とくっついてしまい、どちらの時計から秒読みの音が出ているのか、聴き取れなかったこと。

慰安戦トーナメントもあったのだが、そういうのは「負け犬の匂い」が漂うことが多いので遠慮する。


さて、9月5日出題分の解答。



▲3五玉 △4六歩 ▲同飛寄 △同香 ▲6一馬 △3四金 ▲同馬 △同桂 ▲1七歩 △1五玉 ▲2五金まで11手詰。

あまり評判は良くなかった。合い駒二回で、最初が突き歩で二回目が金の限定。うっかりすると跳ねた桂の効きに金を打ってしまうという、きわめてチマチマした筋だった。

作るのに、色々と大苦心するも、その苦労が誰にも伝わらないような感じだ。第一次鳩山内閣のようなものだろうか。

動く将棋盤は、こちら



今週の出題。

先週が大作仕立てだったので、今週は軽薄作。

久しぶりに玉が実戦的な場所にいる。難しいところなし。解読者の錯覚を期待するだけだ。

わかったと思われた方は、コメント欄に、最終手と総手数と酷評を記していただければ、正誤判断。