松茸、第二弾

2009-09-09 00:00:43 | あじ
今年9月2日「初松茸」の中で、何年ぶりかで食べた松茸が、生ハムと一緒にパスタ仕立てになっていた話を書いて、最後に、

>次は、いつ松茸を食べられるのだろう。

と、世にもみみっちいことを書いたら、1週間ほどで第二弾の松茸にありついた。

ある場所で、お昼の仕出し弁当を食べて、会議(というか、私が1時間近く話すのだが)というシチュエーションになっていた。

matsutakeまず、割りばしが入っている紙の袋に、『新橋演舞場』と書かれている。どうも芝居小屋の桟敷で食べる用の弁当と推測がつく。そして、飯の入っている方の蓋を開けると、・・・

そこには、正確に厚さ2ミリにスライスされた松茸が、結構大量に入った、炊き込み松茸ご飯になっていた。

そして、しばらく会議室は松茸談義になる。

「今年、二回目の松茸ですね」と、主催者をがっかりさせるコトバを吐いてみる。高い昼飯には裏があるはずだ。


実は、吸い物にも松茸2ミリスライスが入っていたが、実は、あまり香りが強くなかった。輸入物だろうが、そこまで口にすることは憚られる。

なぜか、私以外の出席は、「団塊世代」。揃って、食べるのが異常に早い。だいたい健康のために、できるだけゆっくり食べているのに、彼らは、他人よりも早く食べようとするわけだ。そういう子ども時代だったのだろうか。いくら早く食べても、しゃべるのは、私だ。

(ところで、団塊世代が生まれ始めたのが1946年である。また、彼らのこどもである「団塊ジュニア」は現在40歳の少し手前であり、日本の人口ピラミッドは、明確なフタコブラクダである。「ジュニア」が80歳になり、人間引退するのが、2050年頃である。年金問題や健保問題が構造的に解消に向かうのは、実に、それからになる。国家の指導者が負け戦さに突き進むと、こうして100年をかけ、国家が衰亡方向へ向かうのである。)


そして、嫌な会議。数字の入った表を見ながら話すのは、大の苦手だ。だいたい他人に口でダラダラ説明するのが得意じゃない。しゃべりで得意な分野は、「商談」「放談」「猥談」といった方面。

ところで、会議で最も有名なマーフィーの法則がある。

議題の重要性とそれに使われる討議時間は、『反比例』する」というもの。

当日も、100億円の件は討議時間5分だったが、2000万円案件の討議時間は30分だった。


ところで、今年3回目の松茸のチャンスがあるのなら、『土瓶蒸し』が、いいなあ、と書いておく。