幹事長就任

2009-09-04 18:26:52 | 市民A
ichiro1.岡田はずし →成功
2.菅とばし  →すでに完了
3.鳩山おろし →時期未定

どうせ、きっかけを見つけて、ひきずり下ろすのだから、最初から小沢首相でもいいのではないだろうか。完璧人間には程遠いが、現実主義者だから。

もっとも、これからの4年で、4人首相が変わるのではないか、という可能性もある。受験生泣かせだ。

「2005年以降の首相を就任順に書いてください。ヒント:一人で二回首相になった人物はいません」

鉄腕アトムの作詞家は

2009-09-04 00:00:07 | 音楽(クラシック音楽他)
空を越えて ラララ 星のかなた
ゆくぞ アトム ジェットの限り
こころやさし ラララ 科学(かがく)の子
十万馬力(じゅうまんばりき)だ 鉄腕(てつわん)アトム

耳をすませ ラララ 目をみはれ
そうだ アトム 油断(ゆだん)をするな
こころ正し ラララ 科学の子
七つの威力(いりょく)さ 鉄腕アトム

街角(まちかど)に ラララ 海の底に
きょうも アトム 人間守って
こころはずむ ラララ 科学の子
みんなの友達 鉄腕アトム

正確ではないものの、おおよその歌詞を知っている人が多いと思うが、放送されていた期間は、そう長くないそうだ。1963年から1966年まで。

atom1先日、某国出身者がホステスさんの過半数を超える格安クラブで、カラオケを聴いた。あるお客さんが、「アニメ特集をしよう」と言い張ったわけだ。

一時、某国でも放送され、人気があったという話を聞いたことがあったが、ホステスさん、反応ゼロである。

そして、他人が歌っているので、まったく気にしなかったのだが、エンディングの画面を見たら、作詞家の名前がでてきて、ちょっとびっくりした。

(最後に、画面を確認したのは、次が私の歌う「中華一番」だったから)

 作詞: 谷 川 俊 太 郎

谷川俊太郎氏といえば、現代日本詩壇の巨人である。

ノーベル文学賞の声が出てもおかしくない。

なぜ、こんな場違いな仕事をしたのだろうか、と思って、後日、調べてみたのだが、よくわからない。氏は1931年生まれ。アトムがテレビに登場した1963年には31歳だったのだから、詩人としては、脂の乗った量産期である(もっとも中原中也は30歳、立原道造は24歳で、筆がもてなくなった)。

しかも、1962年には「月火水木金土日のうた」でレコード大賞作詞賞を受賞している。

また、全国各地の学校の校歌を手がけているようだ。

もしかすると、3回結婚しているということからして、失礼ながら金策に追われていたのだろうか。

北原白秋や宮沢賢治のように明治時代の詩人は、そろって貧乏だったみたいだが、当時はアニメのテーマソングの仕事はなかった。


ところで、アトムは、海を越えて米国で一暴れしたことがあるそうだが、米国人には、こういう夢のような話は受けないような気がする。

例えば、スーパーマンとかバットマンとかスパイダーマンとか。

要するに町のチンピラを殴り倒すような、夢も希望もないようなストーリーで大喜びである。

atom2それなのに、米国人が月面を歩きまわったのは、アトムのテレビ放送が終わった3年後の1969年である。もちろん、そこには夢も希望もなかったことを確認したわけだ。

そこから遅れて40年。日本に登場したオカルト好きの総理大臣は、成長戦略として、『陸』『海』『空』と言い、『空』としては、宇宙産業と航空産業を世界水準に引き上げることを目標にすることを記者会見で語っていた。

しかし、現代東アジアの常識では、「宇宙開発=ミサイル開発」、「航空産業=軍用機の国産化」を意味することを、誰か教えてあげなければいけないのではないだろうか。