まもなく大騒ぎになるかもしれないビル

2009-09-03 00:02:20 | 市民A
選挙の「政権交代まつり」も、終わってしまったのか中休みなのか、よくわからないが、そうなるとニュースの主役が再び交替。のりP事件である。

逃走中の6日間に登場したのが、「元弁護士」とか「ナカノの建設会社社長」とか、その関係者とか・・継母というのもある。

さらに、夫の方は弁護士を変えたという話もでてきた。

m1それぞれを個別にみていくと、妙なことにほぼ一つの線というか一つのビルにつながっている。港区にある、やや造りの古いビルである。「Mビル」

まず、元弁護士という人物。そもそも、「弁護士」というのは職業でもあるが、資格である。今まで「元弁護士」という肩書など見たことがないわけだ。何らかの事件で資格を喪失したとしか考えられない。

Tミナガヨシマサ氏という人物である。なぜ、資格を失ったかというと、負債額5000億円と言われた麻布建物事件で、資産隠しを行ったことがバレ、各種違反行為で有罪になっている。その前にはイトマン事件も手掛ける。

そのヨシマサ氏の構える法律事務所が、M法律事務所であり、自社ビルであるMビルに入っている。

m2次に、「ナカノの建設会社社長」だが、実は登記上の本社は、このMビルの住所になっている。一族の苗字が会社の名前になっている。さらに、社長ではなく取締役会長である(以前は社長)のがヨシマサ氏の弟(二男)ヤスオ氏である。このヤスオ氏の子が現社長である。さらに、建設業となっているが、実際には解体工事が多いようだ。

さらに三男のヒデオ氏は建設業の方の仕事をしていて、四男のタダオ氏は法律事務所の事務局長の仕事をしている。さらに五男のシンジ氏は、なぜかプロサーファーである。

のりPの担当弁護士は、このM事務所に所属する弁護士であるそうだ。

62歳の博多中洲の元ママ出身の継母というのは、酒井組長の3人目の妻だったそうだが、組長の交通事故死の後か前かわからないが、この2番目(解体会社会長)と濃厚接触関係ともいわれる。この2番目人物の会社は、M党の大物キングメーカーと懇意にしていて、小額に見える政治献金を続けているという説もあるようだ。問題になっているN建設の下請けを多く行っているという説もあるそうだ。

一方、元弁護士の方は、J党の大物キングメーカーと懇意にしていると、かねてから有名であったとされる。このキングメーカーのお子様の方は、押尾事件でもチラホラと名前が登場したりする。

どうも、ノリP事件の方はM党、押尾事件の方はJ党という絡みが感じられるし、さらに「特定の傾向の強い人たちのグループ」も二つの事件のそれぞれ一方ずつに関係があるような感じもしている。

なかなか政治がらみの部分に近付くと、事件もウヤムヤになりがちなのだろうか。