ピストンエンジンは永遠か!な?

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メンテナンスに気をつけろ!(3)

2007年11月16日 | ブレーキ系

人気blogランキングへ  いよいよ本格的な冬の到来でしょうか。

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今日は2008年HAYABUSAの新車を引き取りに行ってきたので、このブログの更新が遅くなりました。

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タブン、パッドを交換するために錆びたピストンを強引に押し込んで、正常に作動しなくなったのでしょう。

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左側がピストンを抜いたときの状況。右がクリーニングして新しいシールを組み込んだ後です。この後に新しいピストンを押し込みますが、シールはドライのままではなくフルードを塗布しておきます。

奥側がピストンシールで、手前が簡便型ダストシールです。以前はピストンがダストブーツを被っていたので、破れないかぎりピストンが錆びることはなかったのですが。

まあ、イニシャルコストの削減をランニングコストでカバーするようなことですから、たまにはピストンのパッドダストを掃除すれば錆びを防ぐことができるのではないでしょうか。

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ピストンの錆びを除去してみました。

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ステンレスと言えども、この通り侵食されています。

侵食されている部分がピストンシールまで押し込まれなければ良いのですが、こうした状況では新しい部品を用意してオーバーホールに臨むのが好ましいと思います。

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新品と見間違うばかり?でもないか。まあ、キレイに仕上がりました。

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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
その昔、競技用にダストブーツを外してピストンの... (内緒)
2007-11-19 11:47:04
その昔、競技用にダストブーツを外してピストンの動きをスムーズに、
とかあったように思いますが、この場合「簡便型ダストシール」を外しても取りあえず支障はないのでしょうか。
ピストンの錆びを落とせば、ポツポツと出っ張り→ポツポツと凹みになるので、オイルシールへのダメージは少ないのでしょうが。
ここまで手をかけるならピストン交換が正解なんですね、お金をもらう仕事では。
(自分のバイクを自分で修理なら再使用するかも...)
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内緒さん、 (ピストン)
2007-11-19 20:45:23
内緒さん、
レース用キャリパーはダストシールもありません。パフォーマンスマシン(PM)のもありませんが、トラブルはそう起きません。
しかし、元々あるのを外すことはお勧めしませんね。まあ、ハッキリした理由があるわけではありませんが。
再使用は・・・・ピストンを奥まで押し込んだときに、錆びた部分がシールの位置まで行かなければよいのですが、ピストンシールは角が肝心ですから、侵食された部分で角を傷つけると、洩れる可能性が残ります。
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