アイアンスポーツスターのプライマリードライブのカバーを外した状態です。
最新型も大して変わりません。チェーンの左下に見える白い部品は、チェーンアジャスターのスリッパー部です。これをカバーに付いているスクリューで上下に動かしてチェーンの張りを調整します。
カバーを取り付けますが、ガスケットはお約束の新品ですね。
このように大きいガスケットを垂直の面に挟み込む”必殺技”です。
スポーツスターは、ダウエルピンを2つ使っているので比較的良いのですが、ビッグツインショベルなどのペーパーガスケットをつけるときは、このように頭を切り落とした長いスクリューを使い、ガスケットを吊るしておかないと苦労します。
ドレンボルトにテフロンテープを巻いておくと、オイル漏れを防ぐ事ができるし、万が一ボルトが緩んでも脱落も防ぐことができます。
スポーツトランスフルードを写真のレベルホールから溢れてくるまで入れます。
すぐそばにプライマリードライブチェーンのアジャストスクリューが見えます。
インスペクションホールからチェーンが見えます。
張りの調整はチェーンを手で上下に動かして、その幅が1/2インチです。
走りこんだ車両はチェーンが均一に伸びないで部分伸びをしている場合がありますので、張りすぎないほうが良いでしょうね。
ココに弛みをある程度持たすのに、もし疑問があるようでしたら、火傷に気をつけてエンジンが熱くなっているときにチェックしてみて下さい。
これはワタシが20年近く前に製作したインスペクション・プラグ レンチです。
大抵、この大きいプラグは可哀そうにキズだらけになっています。
*上記は1980年型スポーツスターについて説明したものであり、上記を参考に何らかの作業を行っても、その結果には責任は負いません。
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