画像はttp://car.nifty.com/ess/view/car/motorshow/detail/a_181.htmより転載
これは2002年の東京モーターショーに展示された日産ディーゼル1968年型6TW12型トラックだ。UDのマークがユニフロー・ディーゼルの略だが、国内の大型トラックメーカーで2ストロークユニフローディーゼルを作ったのは他に例がないと思う。
ロータスのエンジンに”ユニフロー”というキーワードが出てきたので・・・・
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日産ディーゼル工業は19日、2月1日付で社名を変更すると発表した。社名は1月26日に公表するが、「UDトラックス」になる見通し。昭和35年に現在の社名になって以来、約50年ぶりに、「日産」の文字が社名から消える。
「UD」は現在、同社の車体のマークに使われている商標で、「アルティメート・ディペンダビリティ(究極の信頼)」の頭文字を取ったものだ。(記事はttp://sankei.jp.msn.com/economy/business/100119/biz1001191203009-n1.htmより抜粋引用)
と社名にUDが使われるとは、また数奇な運命だ。
ユニフローディーゼルは1974年に4ストディーゼルに切り替わったのだが、当時の日本列島改造論による激増した土木工事などで数多くのダンプカーは走り回るが、ユニフローディーゼルのひときわ目立つエキゾーストサウンドはレーシングサウンドのようだった。実際、ビュンビュン回るエンジンに魅かれるドライバーも多かったようなのだ。
エンジン断面図で、中央ウエ部分にあるのがブロワーです。2サイクルディーゼルエンジンにはなくてはならない物です。12V,8V,や6Vなどガバナーもここについています。アフタークーラーと呼ばれるタイプはブロワーの下(後)に、インタークーラーと呼ばれる物はブロワーの前に空気冷却用のクーラーがあります。ブロワーは6気筒用と8気筒用があり12Vは6気筒用を2個連結しています。スリーブに開いた穴が吸気ポートで長さや角度のタイプが数種類存在します。リードバルブ等はありません。
1行程に1回爆発燃焼したガスはヘッドの排気バルブより排出されます。排気バルブにもハイパワー用とそうでないものが存在します。(画像と記事はttp://www.yasuda-shipyard.com/engine_division/archives/2008/10/gm2.htmlより転載)
画像はGMエンジンのカット図で、最初に開発に成功したのがGMの子会社デトロイト・ディーゼルだが、指揮をとったのはどうもあのチャールズ・ケッタリングのようだ。(Googleブックス・プレビューP180参照)
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大空港は見たことがないのでナントモですが、
古い映画やドラマなどで、当時のクルマやバイクなどを見ると
時代背景が分かり面白いですね。