ttp://www.motorsportretro.com/2011/06/sammy-miller-museum/
世界一高価なバイクとしてPorcupine を紹介したが、第二次大戦まで時計を巻き戻してみれば水冷V4エンジンがある。
コレクションはあのサミー・ミラーのミュージアムだが、ライディングしているのはご本人だろう。
しかし、まあこのエンジンはX型に見えてしかたないのだが。
この時期のAJSやノートンは非常に高度なメカニズムを備えているのが特徴だが、考えてみれば時代背景は20世紀のなかでエンジンが一番発展した時代であり、その中心は航空機エンジンで、このRolls-Royce ExeはX24気筒でしかもスリーブバルブだ。
航空機エンジンの話題が出たので、今日は久々にその辺りをネタにしてみました。
やっぱり航空機用でも背の高さは気になりますよねぇ。
ただ、ネイピアセイバーのH型配置は背は高いですがカウリングで覆った状態を考えるとX配置よりも正面投影面積は小さくなるので空気抵抗は少ないとの事です。横に薄く作るわけですね。
それでも中心軸からの距離がX配置よりも伸びるわけですからロールレートは悪くなると思います。どちらを取るかで抵抗軽減の方をとったということかな?
>下の気筒に見えちゃうのは何なのでしょう?
高圧コードが接続してあるのをみると、点火用のマグネトーだと思います。
>航空機ならそれほど背の高さは気にならないのか・・・
いえ、お言葉を返すようですが、単発の戦闘機はやはりエンジン高さを気にしていますね。
同時代のV型などがDOHCなのに星型はOHVだし、
V型は倒立もあるし、クランクとプロペラ軸をオフセットさせているのも多いですね。
下の気筒に見えちゃうのは何なのでしょう?