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メインドライブギア

2006年01月30日 | トランスミッション
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トランスミッションを組み立てる前に各部品をもう一度点検します。
メインドライブギアを見てみると・・・・・・・。
オイルシールが潰れています。これでは???

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オイルシールを外してみると、中のブッシュが飛び出ています。
これではオイルシールを入れてもダメですね。

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ブッシュは写真の左のように裏側に、5mm程度突き出しているのが正常です。

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ブッシュを正常な位置にするためにプレスで押そうと試みたら、手応え無く動いてしまうではないですか!


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こういったブッシュはある程度「硬く」入る必要があり、緩いと動いてしまい、今回のケースのようになってしまうことがあります。
いや待てよ。最初は正常の位置で、緩くて動いたのならオイルシールは脱落してしまう可能性が高いので、緩いブッシュをキチンと入れずにシールもそれに構わず押し込んだのかな? いずれにしてもズサンな仕事でしたね。
上はジャンクパーツから捜した使えそうな中古パーツ、下は不思議なことに緩いのにも関わらず圧入時にできたキズのある今までのブッシュです。

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ブッシュを入れ替えて、オイルシールをSSTにより挿入します。
この段階でこの作業をするとオイルシールの入る「硬さ」が分ります。これも「緩い」と外れてしまいます。

SSTはシールと接する面の形状が考えられていて、シールの外淵だけを押しゴムの部分をキズつけないようになっています。
















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