人気blogランキングへ 今日は風も冷たく、冬らしい天気です。
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先日のシルバーストーンでのワンショットですが、スーパーグースと顔をつき合わせているのは、ドカティのスーパーモノという言わば市販レーサーです。
今から思うとこの辺りが、いわゆるシングルレース(4サイクル単気筒のロードレース)がピークだったのでしょうか。
このスーパーモノは公道バージョンの発売が期待されていたのですが、とうとうされずじまいでした。確か600万円!くらいしたような記憶があります。
この図はワタシの妖しい?記憶により描かれていますので、間違いがありましたらご指摘お願いします。
ビッグシングルエンジンはLツインの前側を残して設計し直されたはずで、90°Lツインの優れた振動特性を生かした独創的なアイディアが見られます。
つまり、Lツインの後ろ側のピストンの代わりにバランサーを設けて、コンロッドBにより動かして、ピストン上死点と下死点の中間位置のカウンターバランサーと釣り合いを取っています。
良いとこ尽くめのエンジンに見えますがウイークポイントがあり、それは低い重心と引き換えにホイールベースが長くなり、ソレとともにクランクセンターがシリンダーのお陰で重心が後ろにあるため、前輪荷重が不足してしまうのです。
ツクバでのレースでは、435ccのスーパーグースと550ccのスーパーモノは同じようなラップタイムであったのは、そういった理由も考えられます。
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でも、何故シリンダーを”上”にしなかったんでしょう?他のこだわりが有ったのでしょうか?
多分、バーチカルシングルにするとカッコ悪かったのではないでしょうか?(笑)。