ピストンエンジンは永遠か!な?

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目論見が・・・・

2007年12月10日 | タイヤ、ホイール、ハブ

人気blogランキングへ  今日も本格的な冬を思わせる北風で寒い。

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日本の会社がプロダクト?プロデュース?しているハーレーエンジンの後輪リジッドフレーム車です。

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オリジナルは後輪が18インチですが、オーナーさんのご注文は16インチにしたいとのこと。

とりあえずフェンダーなどとの位置関係を確認するために、タイヤを16インチホイールに組んで車両にも取り付けてみました。

フェンダーとの間隔は変わってしまいますが、干渉することはないので、このまま作業を進めることができます。

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オーナーさんの最初の計画は、画像左側の弊社にあった中古品を使うつもりでしたが、車両に付いている元々ついている後輪のハブはテーパーローラーベアリングのハブです。

掲示板などでもホイールのコンバートに関して質問がたまにありますけれど、アクスルシャフトの径が同じとしてもベアリングの外径の違いにより、ブレーキディスクとプーリーやスプロケットの内径が異なります。

逆の使い方ならアダプターを使えば問題を解決できないこともありませんが、この場合では合わない部品を別に用意するか、追加工しなければなりません。

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弊社の在庫をみたところウッテツケのものがありました。

フロントハブとお揃いになるビレットアルミハブでステンレススポーク。

これにやはり在庫のパウダーコートでブラック仕上げにしたリムを組めば・・・・

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ところが!

ダメでした・・・・・。

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右が今回使おうと思ったハブのクローズアップです。

ハーレーのリアハブはスターハブのころから同じ形状で、16インチ用は今でも年式をあらわす部品番号の下二桁は40ですから、基本的に1940年から大きな変更がないと思われます。特徴は40本がすべて同じ形状ですね。

対する右側は日本製のバイクのホトンドやハーレーのナローハブと同じで、内側と外側のスポークの形状が異なります。ハブの穴に引っ掛かる部分が内側に比べ外側のが長くなっています。

以上の違いにより、純正ハブ方式のほうがスポークの角度の自由度が高く、そうでない今回のハブに純正リムを組み付けることが無理であったと思われます。

特にステンレススポークは無理をすると折れる危険もありますので、今回は目論見失敗ですね。

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というわけで、純正ハブを使うことにいたしました。

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