画像はttp://www.rbracing-rsr.com/topfuel2.htmlより転載
TopFuelのドラッグレーサーには、その常識外れのパワーからクランクをサバイバルさせるために、アルミ合金のコンロッドを使うことが知られている。ちなみに使用期限は1回の走行だけだ。
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ところが、アルミコンロッドはドラッグレースの頂点のためだけではない。
コンロッドのロッド部をステンレス鋼繊維にて複合強化した。ステンレス鋼繊維を一方向に並べ,円筒状に成形してプリフォームとし,アルミニウム合金鋳造成形と同時に複合化する。シリンダライナ部を短繊維分散複合化したエンジンブロックでは,アルミナ繊維に炭素繊維を添加したハイブリッド繊維の複合材をシリンダライナに適用し,薄肉円筒状で多孔質なプリフォームを開発した。プリフォーム製造方法は,水中に分散した2種類の繊維を円筒形フィルタで吸取ってフィルタ外周面に吸着し,バインダ含浸後,プレス成形した。鋳造方法は,事前に予熱炉で加熱したプリフォームを金型にセットし,溶湯を射出注入し,加圧してFRMを形成する。複合部は難切削材であり,刃具にはダイヤモンドを使用し,ボーリング加工の取り代を一定範囲にコントロールし,ホーニング加工は,砥石仕様・押付け面圧・加工速度を適切に設定した。検査方法は,過流探傷法と超音波探傷法を組み合わせた。(ttp://jglobal.jst.go.jp/public/20090422/200902275236144004より転載)
ホンダは上記の製法のアルミ製”FRMコンロッド”を1985年シティに採用し、燃費改善の目的に採用した。
コネクティングロッド(Connecting Rod)は、コンロッド、連接棒、レンセツカン、連結棒、ピストン棒、ピストンロッド、連桿、連棒などと呼ばれています。私達はその中でも、アルミ合金製のコネクティングロッドにこだわり続けています。
日本ワヰコのアルミコンロッドは、汎用エンジン/小型エンジン(ガソリン/ディーゼル)、船舶用エンジン(マリンエンジン)、カート用エンジン、空調冷凍用コンプレッサー(レシプロコンプレッサー)、空圧コンプレッサー、ガスヒートポンプ(GHP)等に採用頂いています。研究開発用の試作や特殊な用途から、数十万単位の量産品まで迅速に対応させて頂きます。(画像と記事はttp://www.wico.jp/より転載)
そして産業用や汎用のエンジンには広く使われている。
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