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ピストンエンジンは永遠か!な?

バイクを中心に話題を紹介します

215ciVツイン その後

2015年04月20日 | エンジン

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http://www.baddogcycles.com/index.php


215キュービックインチのVツインエンジンはずっと前に紹介しましたが、この6インチボア4インチストローク・約3500cc・300馬力級エンジンはその後試作に取り組んでいました。

2009年3月には巨大なピストンとコンロッドが出来上がっています。



そして2012年の7月にはシリンダーも完成していますが、残念ながらその後のサイトの更新がありません。

是非ともベンチテストまでこぎつけてほしいところです。



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東京モーターサイクルショー①

2015年03月27日 | エンジン

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モーターサイクルエンジンを利用したV8エンジンは今までに幾つか紹介しましたが、とうとう真正の日本製です。



設計者とお話しする機会がありましたが、シリンダーとヘッドはR1の流用、トランスミッションはハヤブサ、クランクは製作中。今年中にはベンチテストをできそうとのことです。



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Chevy Small-Block Rebuild

2015年03月26日 | エンジン

 

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Chevy Small-Block が1955年から60年の間、基本設計をそのままで生産台数は1億台をとうに越えているそうです。リビルトしたエンジンはeBayでも1000ドル台から出ています。




タイムラプスなので完全リビルトが4分弱で楽しめます。



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BMWのW型エンジン!?

2015年03月15日 | エンジン

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http://lanesplitter.jalopnik.com/bmws-cruiser-could-pack-this-mad-w3-engine-1690498243


画像引用元サイトではBMWが申請した特許図面からアレコレ推測していますが・・・・。

それはともかくプッショロッドのOHVだけでも?なのに、W型シリンダーとなっています。W3エンジンの歴史は古く1905年のAnzaniや1909年のCurtisがありますので、それだけでは特許も申請はできません。



どうやら新規性はクランクピンをシリンダー数だけ備え、シリンダーの配置を横に広げて(幅は多少広くなるものの)シリンダー同士の干渉を避けてエンジンサイズをコンパクトにするのが目的ではないかと思えます。




BMWのもう一つのアイディアは、やはり横から見るとW型シリンダーで、こちらは2つのシリンダーがクランクピンを共有していて、2つのクランクピンの位相角は90°となっています。このためバランサーシャフトを有しています。

これらが実際に商品化されるかは分かりませんが、BMWはクルーザーにも展開を進めるのかもしれません


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ロイヤル・エンフィールドのピストン/リング

2015年03月12日 | エンジン

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ヘッドガスケット洩れで分解したブリット350です。ピストンヘッドのカーボンを掃除しようと思ったらリングの一部が”当たり”が悪く、ランドのカーボン堆積はそれほど酷くはありませんが・・・・。



まあ折角なのでピストンとリングのセットを交換することになりました。



日本製の補修部品でも確認したほうがよいと思いますが、海外製のピストンリングでは必要なピストンリングギャップの確認と調整。



ピストンリングをシリンダーボアにヘッド面に平行にセットしてリングギャップをシックネスゲージで測ります。このくらいのボアなら0.2~0.25くらいが適切でしょう。

ギャップが少なかったら最近普及しているダイヤモンドやすりで削ればよいでしょう。



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Napier Deltic

2015年03月10日 | エンジン

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http://picturegallery.imeche.org/AreaIndex.aspx?ViewArea=30


Napierのネタはとりあえず最後にしたいと思っていますが、この画像を皆様にもご覧になって頂きたくて・・・・・

Delticの後端部(タイミングギア)はエンジンの一部とはとても見えません。それにカバーを取り付けるスタッドボルトの多さといったら、脱着のことを考えたくないほどです。


Wikipedia


戦後の1947年から開発が始まり、主に高速船舶などに採用され成功を収めて、派生型は鉄道の機関車にも使われ1980年代の初頭まで走っていました。

歴史上、最高に複雑な量産されたレシプロエンジンと思われますが、更にターボコンパウンド化の計画もあったものの時代はタービンに移ってしまったようです。



この動画は3本のクランクと6個のピストンの動きを示していますが、2本のクランクと1本のクランクの回転方向が逆になっているのに注目していただきたい。1本のクランクを逆転させることにより正しいピストンの位相を得ることができたそうです。冒頭の画像の人が持っているギアがそうですね。


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Two-sided Piston

2015年03月03日 | エンジン

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http://pautmotor.net/source/B1Page_En/B1PageEn.htm


最新のニュースでありませんが、内部に組み込まれたシリンダーとピストンをコンプレッサーとして一次圧縮として機能させ、燃焼を2ストローク1サイクルとする「次世代エンジン」のアイディアは意外と多く以前にも紹介していますが、このPaut-motorもその一つですがクランクに特色があります。



もちろん名前のとおり両端がワークするピストンもそうですが、クランクのジャーナルが"エキセントリック"になっていてピストンとつながるクランクピンが直線の往復運動をするのが最大の特徴と思えます。

製作中と思われる”プロトタイプ 2"は燃焼シリンダーボア 100mm、コンプレッサーシリンダーボア 120mm、ストローク88mm、行程容積7,000ccで外寸は500×450×450mmとコンパクトです。気になるパワーは分かりませんがプロトタイプの完成が待ち遠しいですね。


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ハヤブサパワー②

2015年02月06日 | エンジン

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ttp://www.h1v8.com/page/page/1562068.htm


ハヤブサパワー①の続きになりますが、Hartleyは2002年にハヤブサのエンジンを手に入れ翌年にはV8エンジンを完成しています。開発の過程ではバンク角を72°か75°にするかを慎重に検討したようです。




あまり綺麗な映像ではなく残念ですが、7に載せてテストしています。



V8だけではなくハヤブサのトップエンドを使った4気筒シリーズも開発していて、クランクケースはクルマのトランスミッションを使うようになっています。

この4気筒シリーズにもターボ仕様があり、300hpから400hpを選べるようです。



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ハヤブサ パワー ①

2015年02月01日 | エンジン

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ttp://www.autoblog.com/2009/05/28/more-details-on-the-500-hp-ariel-atom-500-v8/

 

0-60mphが2.4秒と発進加速が世界一早いといわれているAriel Atom 500 V8ですが。

 

 

 

 エンジンはスズキ ハヤブサをベースにしたと言われています。

 

ttp://www.autoblog.com/photos/caterham-rst-v8-levante/



こちらは2008年発表のCaterham RST-V8 Levante。パワーウエイトレシオが1000hp/tonが話題になりました。

 

 

http://www.otoresim.net/caterham-rst-v8.html


エンジンはRS Performance Engine Developmentsが開発したといわれるスーパーチャージド2.5L V8 5バルブ 500hpです。アリエルのV8はこのエンジンをベースにしたともいわれていますし、Atomの初期のモデルはそのまま搭載したような記述もあります。しかしライバル関係といわれている両者が同じエンジンというのも都合が悪いでしょうね。

 

ケイターハムのRST-V8のバンク挟み角は90°、アリエルV8は75°という記述もあります。

 


ttp://thekneeslider.com/hayabusa-v8-grows-up-28-liter-455bhp/


もっともハヤブサエンジンのV8化はPowertecにより2008年には完成していて、Radical SR8が当時のニュルブルクリンクのラップレコードを樹立しています。

コチラの資料(ttp://www.radicalperformanceengines.com/Powertec-Macroblock-v8/)によるとバンク挟み角は72°となっています。


ttp://www.engineswapdepot.com/?p=2868&


正解はHartleyの市販エンジンのようで、ArielAtomの3L NA 500hp仕様は39,911ドル、画像の1000hp!ツインターボ仕様は46,781ドルだそうです。



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Pratt & Whitney R-4360 Wasp Major

2015年01月31日 | エンジン

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ttp://www.schoepski.com/states/michigan/histmarker/kalamzoo_air_zoo/air_zoo.htm


4,360cu,in(71.25L)4列28気筒という途方もない巨大なエンジンは最後の量産大型航空機レシプロエンジンとなり、その後はジェットエンジン(ターボプロップも含み)になりました。



http://atomictoasters.com/2012/12/piston-engine-last-gasp/


ジェットスラストの効果はどれほどのものかわかりませんが、28気筒分の排気管と巨大なタービンの迫力!

シリンダーの冷却効果を高めるためシリンダーをすこしづつオフセットして捩れたような外観が”Corn cob(とうもろこし)”というニックネームをもたらしています。



オーバーホールは600運転時間毎といいますが、それに掛かるマンアワーは運転時間を越えそうですね。



1944年から1955年まで18,697基が生産されたとあって今でも多くが残っているようですが、始動方法が難しかったらしく、この動画を見てもスターターの回る時間が長くプラグがかぶってしまったら交換や掃除はものすごく大変でしょう。


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