三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

月塘村虐殺 ソンミ村虐殺 1

2007年09月02日 | 月塘村
 1945年、日本海軍佐世保鎮守府第8特別陸戦隊の日本兵が、4月12日に長仙村など9か村の住民を虐殺し、5月2日に月塘村の住民を虐殺し、日本海軍第15警備隊の日本兵が、7月30日に秀田村の住民を虐殺しました。この年夏には、「朝鮮村」で多くの朝鮮人が殺害されました。
 1968年3月16日、ベトナムのソンミ村で、USA陸軍第23歩兵師団第11軽歩兵旅団第20歩兵連隊第1大隊C中隊(隊長ウィリアム・カリー中尉)の兵士が、4時間の間に、幼児をふくむ村人504人を虐殺しました。
 ソンミ村虐殺は、その21月か月後に「ニューヨーカー」(セイモア・ハーシュ記者)が報道し、事実が明るみにだされました。
 1970年にUSAで開かれた軍事法廷で14人が起訴され、1971年3月の判決でカリー中尉のみに終身刑が宣告されました(13人は証拠不十分で無罪)。その後、カリー中尉は懲役10年に減刑され、1974年3月に仮釈放されました。

 長仙村など9か村虐殺、月塘村虐殺、秀田村虐殺、「朝鮮村」虐殺をふくむ海南島各地での日本軍による民衆虐殺の事実は、いまなお世界にはほとんど知られておらず、虐殺部隊名も虐殺者の名も明らかにされておらず、責任者処罰もされていません。
                                                 佐藤正人
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする