三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

ドキュメンタリー作り(その2)

2007年09月19日 | ドキュメンタリー『“朝鮮報国隊”』
 さて4時間程ある長いフィルムを10分位の長さに編集するとき、どの部分を残して、どの部分を捨てるか判断しなければなりません。ヨ老人の韓国語を改めて聞きながら、経験不足な私がそれを決定するのです。そんな責任の重い仕事をする自信はまったくないんです。本当は全てのお話を残せると良いのですが、それは不可能です。私が選択した部分をヨ老人が喜ばなかったらどうしよう・・・・・私は私が皆に聞いてもらいたいと思う部分から選んでみました。まず、なぜ刑務所に入れられていたのか?どうして海南島まで連れて行かれたのか?海南島での仕事や待遇や食事はどういうものだったのか?海南島で何人が殺されて何人が共に帰ってきたのか?なぜリンチにあい、リンチはどんなに酷いものだったのか?日本が負けたと知ったとき、どんな気分だったのか?それらはヨ老人にとって、思い出したくない辛い体験であり、誇り高い韓国人にとって耐えられない屈辱でした。   ムンジャ
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