三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「脱営韓国兵士、ウクライナに向かいながら残したメッセージ「軍の不条理受け、極端な選択するなら…」」

2022年03月24日 | 個人史・地域史・世界史
https://japanese.joins.com/JArticle/289145?servcode=200&sectcode=220
「中央日報日本語版」 2022.03.24 07:41
■脱営韓国兵士、ウクライナに向かいながら残したメッセージ「軍の不条理受け、極端な選択するなら…」
 ロシアのウクライナ侵攻に対抗し義勇軍に参戦するとしてポーランドに向け無断で出国した海兵隊の兵士が帰国を拒否したまま行方不明となっている中、彼がウクライナに向かいながらカカオトークのグループチャットルームで「極端な選択をするならば民主主義のために戦って死ぬ」と話していたことが確認された。
 23日のSBSの報道によると、海兵隊兵士A氏(20)は22日午前4時ごろから「ウクライナ国際軍団支援者の会」というカカオトークのオープンチャットルームにメッセージと写真を上げ始めた。
 A氏は暗い夜道を撮った写真を上げ、「ウクライナ国境都市フレベンネに行く道だ」「(ウクライナ)国境に現地時刻で23時に米軍と入ると約束して向かっている」と話した。「ここはマスクも使わない」と話したりもした。
 A氏は移動しながらリアルタイムで写真を上げ続けた。その上で「軍隊に行き不条理という不条理はすべて受けた。極端な選択をするならば戦争国に行って民主主義のために戦って死ぬなりしようという思いから行くものだ。私が戦って行こうと(戦えないで行こうと)どうせ処罰は同じだが、懲役に行くかウクライナ市民権を得て新しい人生を生きてみる計画」とした。
 彼はこれに先立ち世界日報との電話インタビューでも兵営での不条理がウクライナに行く考えに影響を及ぼしたと言及している。
 A氏は「『心の手紙』を書いたが加害者に経緯書を1回書かせて終わった。先輩を『刺した』という理由でむしろさらにひどい目にあって責められた」とした。
 続けて「ウクライナに来ることになったことと直接的な関連はないが、部隊に残って先輩兵士らにひどい目に遭うことを考えたら嫌になった。極端な選択をするより死んでも意味のある死に方をしようという思いで来た」と明らかにした。
 休暇中の21日に仁川(インチョン)国際空港を通じてポーランドのワルシャワに向け出国したA氏は現在韓国政府と連絡が途絶えたままで行方不明だ。彼は現地時刻で23日明け方にポーランド国境守備隊の建物を離れており、その後の所在把握が難しい状況だ。
 外交部は「A氏はすでにウクライナ入国を一度拒否されており再入国は難しいだろう。ポーランドとウクライナの当局と緊密に情報を共有しながらA氏の行方を追跡し、安全に帰国できるよう最後まで努力していく」と明らかにした。
 A氏は前日にポーランドからウクライナに入国を試みていたところ、ウクライナ側の国境検問所で入国を拒否された。韓国政府がウクライナにA氏の身柄確保協力を要請していたためだ。
 A氏はしかしその後ポーランド側の国境検問所にとどまりながら韓国大使館関係者との接触を拒否し「ここに残りたい」という意思を伝えたという。ポーランド側は自国内で犯罪を起こした現行犯ではない以上A氏の身柄は拘束できないという立場で、韓国政府もやはりポーランド領土である国境検問所に進入してA氏の身柄を拘束したり帰国を強制する権限はない状況だった。


https://japanese.joins.com/JArticle/289137?servcode=400&sectcode=400
「中央日報日本語版」 2022.03.23 16:20
 ポーランドに無断で出国しウクライナの「国際義勇軍」に参加するとしてウクライナ入国を試みた海兵隊兵士の身柄確保が遅れている。
 韓国政府消息筋は23日、「ポーランドの国境検問所で海兵隊兵士A氏が(外交部関係者らとの)接触を拒否している。電話で話したが『ここに残りたい』という意思を明らかにしたと承知している」と話した。
 韓国領土ではなく強制拘引が不可能なだけに、大使館関係者らはA氏を相手に説得作業を進めているという。ポーランド側もA氏に食べ物を提供しながら強制的に送り出しはしないでいるという。
 韓国軍関係者によると、海兵隊某部隊所属の兵士A氏は当初21日まで休暇を取った後に部隊に復帰する予定だったが、仁川(インチョン)国際空港を通じてポーランドのワルシャワに出国した。
 こうした事実はA氏の家族が軍当局に通報し追跡の末に把握された。
 A氏はその後ポーランド側の国境検問所を通過してウクライナへの入国を試みたが成功できなかった。韓国政府の事前要請によりウクライナの検問所が入国を拒否したためだ。韓国政府はA氏がポーランドに滞在している時に電話で帰国を説得したがうまくいかず、その後ウクライナ当局にA氏の身柄確保に向けた協力を求めたという。
 これと関連し外交部と軍当局は現在ポーランド当局との司法協力を通じA氏を強制帰国させる案も検討している。


https://japanese.joins.com/JArticle/289094?servcode=200&sectcode=220
「中央日報日本語版」 2022.03.23 07:55
■無断出国の韓国海兵隊兵士、ウクライナ国境で逮捕…まもなく韓国側に引き渡し
 「民間人の死亡が続いているなかで軍人としてだまって見ていられなかった」として休暇期間中にポーランドに無断出国してウクライナ入国を試みた海兵隊兵士が逮捕された。
 22日、韓国外交部当局者によると、海兵部隊所属の兵士A氏がこの日ポーランドからウクライナに入国を試みたが、国境検問所で入国が拒否された。
 現在、ウクライナ側はA氏を韓国政府関係者が待っているポーランド側国境検問所に連れていっており、A氏が引き渡され次第に簡単な調査を終えた後、韓国に送るものとみられる。
 軍関係者によると、A氏は前日仁川(インチョン)国際空港を通じてポーランドのワルシャワに向かったことが分かった。服務中である軍人が休暇中に海外旅行を行くためには国外旅行許可を得る必要があるため「軍務離脱」に当たる。
 これに先立って、韓国政府はA氏がポーランドに滞留していた当時、通話を通じて帰国を説得したが、聞き入れられなかったため、結局ウクライナ当局にA氏の身柄確保のために協力を求めたという。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220322004300882?section=news
「聯合ニュース」 2022.03.22 18:31
■韓国兵が無断出国しウクライナ入国の可能性 義勇軍に志願か
【ソウル聯合ニュース】韓国海兵隊の兵士が休暇中に無断出国し、ウクライナに隣接するポーランドに入ったことが確認されたため関係機関が調査に着手した。韓国軍関係者が22日、明らかにした。
 韓国海兵隊の兵士が休暇中に無断出国し、ウクライナに隣接するポーランドに入ったことが確認されたため関係機関が調査に着手した(コラージュ)=(聯合ニュース)
 この関係者によると、兵士は21日に仁川国際空港からポーランドのワルシャワに向かったことが分かった。
 服務中の軍人が休暇中に海外旅行に行くには国外旅行許可を受ける必要があり、兵士の行為は「軍務離脱」に当たる。
 これに関連し、ある韓国メディアはこの兵士がウクライナ国際義勇軍に志願するために出国したと話したと報じた。
 政府は兵士のポーランド滞在中に帰国するよう説得したが、聞き入れられなかったという。
 外交当局は兵士がウクライナとの国境を越えたと見て、ポーランドと協力して出入国記録の確認作業を進めている。
 韓国軍関係者は「軍務離脱したことを確認し、軍事警察と関係機関が協力して調査中だ」とし、「軍務離脱者が自主的に帰国するよう父親や知人らを通じて連絡を試みており、身柄を確保するために関係機関と緊密に協力している」と説明した。


https://japanese.joins.com/JArticle/288977?servcode=200&sectcode=210
「中央日報日本語版」 2022.03.19 09:36
■ウクライナ入りした韓国人、イ・グン元大尉だけでない…計9人が無断入国
 ウクライナにイ・グン元大尉を含む9人の韓国人が無断入国して滞在中であることが分かった。
 外交部当局者は18日、イ氏を含む韓国国民9人が2日以降に周辺国からウクライナに入国し、現在まで出国していないと把握される、と明らかにした。この当局者は「大半は外国人軍隊に参加するために入国したと推定される」と述べた。
 外交部は「この人たちの行方を確認するために努力している」とし「現在ウクライナが戦時であることを重く認識していて、ウクライナに許可なく入国しないよう改めて強調する」と呼びかけた。
 海軍特殊戦団(UDT/SEAL)大尉だったユーチューバーのイ氏は、外国人義勇軍に参加するためにウクライナに出国したとSNSを通じて公開した。
 ウクライナ全域は先月13日から旅行禁止地域に指定されている。旅券法に基づく政府の例外的旅券(パスポート)使用許可を受けずに入国すれば刑事処罰対象となる。外交部はイ氏を旅券法違反の疑いで警察に告発した状態だ。


https://jp.yna.co.kr/view/AJP20220318004900882?section=news
「聯合ニュース」 2022.03.18 19:01
■元大尉ら韓国人9人がウクライナに無断入国 義勇軍参加か
【ソウル聯合ニュース】韓国政府の定める事前許可を得ずに戦時下のウクライナに入国した韓国人が元韓国海軍特殊部隊(UDT・SEAL)大尉のイ・グン氏を含め9人いることが18日、分かった。

【写真】海軍特殊部隊(UDT・SEAL)元大尉のイ・グン氏(聯合ニュースユーチューブチャンネル「コリアナウ」より)=(聯合ニュース)

 外交部当局者によると、9人は2日以降に周辺国からウクライナに入り、現在まで出国していないという。
 同当局者は「このうちの多くが外国人部隊に参加するために入国したと推定される」と説明した。
 外交部は「この9人の足取りを確認するために努力中」とし、「現在ウクライナが戦時下にあることを重く受け止め、許可なしに入国しないよう改めてお願いする」と強調した。
 イ氏は、動画投稿サイト「ユーチューブ」の人気コンテンツに出演して一躍有名になった人物。国際義勇軍に参加するためウクライナに出発したと明かし、7日に自身のインスタグラムでウクライナ到着を報告した。
 韓国政府は2月13日付でウクライナ全土に、旅行警報の最高段階となる第4段階(旅行禁止)を発令した。韓国の国民が例外的な旅券使用の許可を得ずに無断で入国すれば、行政制裁と刑事罰の対象になる。外交部は旅券法違反の容疑でイ氏を刑事告発した。
 イ氏が自身の行動をSNS(交流サイト)で公開することで、模倣する人が出てくる懸念があるとの指摘も出ている。


https://japanese.joins.com/JArticle/288830?servcode=A00&sectcode=A00
「中央日報日本語版」 2022.03.15 16:01
■「死亡説」イ・グン元大尉、自らSNSで生存報告…「フェイクニュース止めて」

【写真】[イ・グン氏 インスタグラム キャプチャー]

 国際義勇軍としてウクライナ戦争に参加するとし、現地に向かったイ・グン元海軍特殊戦団(UDT/SEAL)大尉の死亡説が提起されたことについて、イ元大尉本人が直接SNSで生存を申告し、死亡説に反論した。
 イ元大尉は15日午後、インスタグラムに「私は生きている」という内容を投稿した。
 この投稿でイ元大尉は「私の隊員たちはウクライナから安全に撤収した」とし「私は一人残った。XXやるべきことが多い」と書き込んだ。
 さらに、自身の死亡説に間接的に反論し、「フェイクニュースを作るのはもう止めろ」というコメントを残した。また、「任務遂行完了まで、再び音沙汰がなくなるだろう。連絡するな。毎日戦闘で忙しい」と述べた。
 その後、イ元大尉はこの投稿を削除し、別の内容を投稿した。
 この投稿で、イ元大尉はソウル警察庁関係者とメッセージを交わした内容をキャプチャーして公開した。キャプチャーによると、ソウル警察庁関係者がイ元大尉に現在地などを質問し、「安全な帰国のために外交部に要請する」と述べた。
 イ元大尉は「外交部、警察庁、国民の皆様。皆、心配してくれて感謝する」とし、「しかし、今は韓国に帰ることができない。現場の状況が非常に深刻で、すべてのファイターが撤収すれば、もはやここには何も残らないだろう。最善を尽くしてウクライナを支援する。後日、帰国する時に連絡する」と述べた。
 これに先立ち、ロシアが「ウクライナ内の傭兵180人排除」を主張し、イ元大尉の死亡説が浮上した。イ元大尉がSNSとユーチューブチャンネル「ROKSEAL」でウクライナ関連の投稿をすべて削除したことから、オンライン・コミュニティなどで死亡説など様々な推測が定期された。
 一部のオンライン・コミュニティでは、あるネットユーザーがイ元大尉に送ったインスタグラムのDM(ダイレクトメッセージ)を公開し、彼の死亡説に反論した。このネットユーザーは15日の投稿で、「3日前にDMを送ったが、6時間前にメッセージが既読になった」とし「誰かがアカウントをハッキングしたのでなければ、イ元大尉が生きているという証拠になる」と主張した。
 匿名希望の予備役将校A氏も文化日報とのインタビューで、「最近、イ氏が作戦遂行はうまくいっていると連絡してきた。イ氏側と定期的に生存確認など連絡を取っている」と話した。
 韓国外交部も今月14日、「現在まで(ウクライナで)韓国国民の被害は報告されていない」とコメントした。
 一方、外交部はイ元大尉を旅券法違反の疑いで警察に告発した。
 旅行禁止の「旅行警報」レベル4が発令されたウクライナに、政府の許可なく訪問・滞在した場合、1年以下の懲役または1000万ウォン(約95万円)以下の罰金刑に処される可能性がある。
 また、パスポートの返納命令、返納しない場合のパスポートの無効化、新しいパスポートの発行拒否および制限など行政制裁を加えることができる。
 イ元大尉はSNSで「生きて帰ったら責任を取って与えられる処罰を受ける」と述べた。現在、イ元大尉一行の告発の件は、ソウル警察庁国際犯罪捜査隊が担当している。


https://japanese.joins.com/JArticle/288810?servcode=400&sectcode=400
「中央日報日本語版」 2022.03.15 11:25
■韓国元海軍特殊戦団大尉イ・グン氏の側近、死亡説を否定…「ウクライナで作戦遂行中」

【写真】[イ・グン氏 インスタグラム キャプチャー]

 ウクライナ国際義勇軍に参加した後に「死亡説」が浮上した元韓国海軍特殊戦団(UDT/SEAL)大尉のイ・グン氏は現在作戦遂行中だという主張があった。
 イ氏の側近で予備役将校のA氏は14日、文化日報を通じて「最近、イ・グン氏が作戦遂行はうまくいっているという連絡をしてきた」とし「イ氏側と周期的に生死など連絡を取っている」と明らかにした。ただ、具体的な作戦遂行関連事項は保安上公開するのが難しいと伝えた。
 A氏は「(国内で)イ氏一行のほかにもウクライナ国際義勇軍に参加した人はかなりいると聞いている」とし「ほとんどウクライナと隣接するポーランドからのルートで接近していると聞いている」と伝えた。
 これに先立ちオンライン上にはイ氏の死亡説が提起された。イ氏が死亡したというフェイクニュースが広まったうえ、イ氏のSNSが数日間更新されていないからだ。さらにロシア国防省がウクライナで傭兵180人を除去したという報道があり、懸念はさらに強まった。しかしイ氏と親しいユーチューバーは「3月14日まで(イ氏は)生存しているという情報を聞いた」とし、死亡説を遮断した。
 一方、韓国外交部は旅行禁止国のウクライナに無断入国したイ氏を旅券法違反の容疑で10日、警察に告発した。イ氏はSNSで「生きて帰れば責任を取って処罰を受ける」と明らかにした。


https://japanese.joins.com/JArticle/288779?servcode=200&sectcode=210
「中央日報日本語版」 2022.03.14 16:36
■ウクライナ参戦韓国軍元大尉死亡説に…外交部「韓国国民の被害情報ない」

【写真】ウクライナ義勇軍として参戦するために出国したと明らかにしたイ・グン海軍特殊戦団(UDT/SEAL)元大尉がウクライナに到着したと主張した。イ元大尉は7日に自身のインスタグラムを通じ「私のチームは無事にウクライナに到着した。私たちは最前方で戦闘するだろう」と明らかにした。[写真 インスタグラムキャプチャー]

 外交部は14日、ロシアのウクライナ侵攻で大規模避難民と死傷者が発生していることと関連し、「現在まで韓国国民の被害情報は寄せられていない」と明らかにした。
 外交部当局者は最近国際義勇軍として参戦するとしてウクライナに入国したユーチューバーのイ・グン海軍特殊戦団(UDT)元大尉(38)の死亡説などがオンライン上に出回っていることと関連しこのように話した。事実上イ元大尉の身辺には異常がないという意味とみられる。
 現在イ元大尉のインスタグラムなどソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)は数日間投稿されていない。ロシアがウクライナ西部地域の訓練基地を空襲し傭兵180人ほどを除去したと主張しており、イ元大尉の身辺に対する懸念がさらに大きくなっている状況だ。
 韓国外交当局は「間接的な方式」でイ元大尉一行の身辺とウクライナ国内の動向を把握しているという。
 イ元大尉は6日にインスタグラムを通じウクライナ国際義勇軍に参加するため出国したと伝えた後、翌日「ウクライナに無事に到着した」と明らかにした。韓国政府もイ元大尉がウクライナに入国した事実を確認した。
 外交部はロシアの侵攻の可能性が高まった先月13日付でウクライナ全域に「旅行禁止」を意味する旅行警報第4段階を発令したが、イ元大尉とその一行はこれを無視してウクライナに向かった。
 現行の旅券法上、韓国国民が旅行警報第4段階が発令された国を訪問したり滞在するには外交部から「例外的旅券使用許可」を受けなければならない。イ元大尉はこれを申請していないことが確認された。
 これに対し外交部は10日にイ元大尉を旅券法違反容疑で警察に告発し、イ元大尉の旅券無効化など行政制裁手続きにも着手した。
 旅券法は韓国国民が外交部から例外的旅券使用許可を受けずに旅行警報第4段階の国を訪問・滞在する場合、1年以下の懲役または1000万ウォン以下の罰金に処すよう定めている。


https://japanese.joins.com/JArticle/288766?servcode=400&sectcode=400
「中央日報日本語版」 2022.03.14 12:06
■ロシア「外国傭兵180人除去」主張…韓国ネット上「イ・グン氏は生きているのか」心配の声

【写真】韓国海軍特殊戦団(UDT)大尉出身のユーチューバー、イ・グン氏 [イ氏 インスタグラム キャプチャー]

 ロシアがウクライナ西部地域の訓練基地を空襲して傭兵180人を除去したと主張した中、国際義勇軍として参戦するために7日にウクライナに向かった韓国海軍特殊戦団(UDT)大尉出身のユーチューバー、イ・グン氏(38)の安否を心配する声が出ている。
 現在、イ氏のインスタグラムなどソーシャルネットワークサービス(SNS)は数日間アップロードがないうえ、イ氏が死亡したというフェイクニュースが広まったからだ。
 各種オンラインコミュニティーでは「イ・グン氏は大丈夫か」「イ氏の情報を教えてほしい」「イ氏の近況が気になる」「イ氏は生きているのか」など安否を心配するコメントが続いている。
 13日(現地時間)のロイター通信などによると、ロシア国防省のコナシェンコフ報道官はこの日の記者会見で「今日午前、長距離精密武器でウクライナ西部リヴィウ州スタリチ地域のウクライナ軍教育センターとヤボリウ訓練場を攻撃した」と明らかにした。
 コナシェンコフ報道官は「戦闘地域への派遣を控えた外国傭兵の訓練および編成センター、外国から入ってくる武器と軍事装備が該当基地に配置されていた」とし「空襲の結果、最大180人の傭兵と大規模な外国武器が除去された」と主張した。そして「ウクライナ領土に来る外国傭兵の除去は続くだろう」と警告した。
 ヤボリウ訓練場はポーランドと隣接するウクライナ西部都市リヴィウから北西側に40キロ、ポーランド国境から20キロほど離れたところで、米国を含む西側の軍人が訓練を実施したところでもある。
 これに対しウクライナ国防省は「ロシアの宣伝用」で事実でないと説明した。国防省の報道官はCNNに「ヤボリウ訓練場で死亡した人の中に外国人はいない」と明らかにした。
 一方、韓国外交部は旅行禁止地域のウクライナに無断入国したイ氏を旅券法違反容疑で10日に警察に告発した。イ氏と共にウクライナに向けて出国したと主張した身元未詳の2人も告発した。


https://japanese.joins.com/JArticle/288729?servcode=100&sectcode=120
https://japanese.joins.com/JArticle/288730?servcode=100&sectcode=120
「中央日報日本語版」 2022.03.13 10:24
■【私は告発する】ウクライナ参戦したイ・グン元大尉に殺人罪を問うと?

【写真】SNSにウクライナ到着の報告を上げたイ・グン。背景はロシア軍の砲撃で燃えるハリコフ市。グラフィック チョン・ユジン

 先に明らかにすべき事実がある。私は「イ・グン大尉」というユーチューバーを好きでない。何年か前に若い男性を中心に爆発的人気を呼んだユーチューブチャンネル『偽物の男』で彼が繰り返した「きみの性格に問題がある?」のような流行語は事実なぜ流行語になったのかもわからない。いずれにせよ彼は侵攻されたウクライナに向かった。参戦が目的だ。
 こうしたニュースが伝えられると外交部は旅券法違反に対する行政制裁を加える方針だと明らかにした。8日に外交部のチェ・ヨンサム報道官は「政府の規定された事前許可なくウクライナに入国した事実を確認した。外交部は現在旅券法に基づき法務部など関係官庁との協議を通じ旅券に対する行政制裁を進行中」とした。旅券法違反にともなう行政制裁は旅券返却命令から、命令に応じない時の旅券無効化、新規旅券発給制限の3段階の措置で構成される。

◇オーウェルも処罰すべきだったのか
 だが私はイ・グンのウクライナ義勇軍参戦に反対しない。さらに進んで、韓国政府がイ・グンや彼と似た考えの人たちの参戦を防ぐことにも懐疑的だ。「自分が正しいと考えることのために戦う権利」を否定することだからだ。なぜ韓国は国民が自分の信念のため命をかけて他国の戦争に出る権利を許容しないのか。
 ここでジョージ・オーウェルを一度召還してみよう。1936年12月、彼はスペインのカタルーニャで義勇軍に入隊した。最初はジャーナリストとして行ったが生まれて初めて訪れたカタルーニャに足を踏みいれるや義勇軍に入ってしまった。当時社会主義者だったオーウェルは無政府主義的なカタルーニャに魅了され、フランコ政権に対抗しカタルーニャを守ることに命をかける価値があると考え、記者ではなく軍人としてスペイン内戦に加担した。
 戦争は思ったほどロマンチックではなかった。戦場の恐怖よりも苦痛なことは同じ社会主義者の間で広がる政治闘争と内紛だった。特にソ連の支援を受けるスターリン主義者は無政府主義者らを無惨に踏みにじった。共通の敵だと信じて疑わなかったフランコ政権のファシストよりも時にはさらにあくどかった。結局オーウェルは体と心に傷を抱えたまま故国に戻った。
 この原稿を書こうと彼の『カタルーニャ賛歌』を改めて読んでみた。どこにも英国政府がオーウェルのスペイン義勇軍入隊を処罰したという内容はない。だれかが自身の信念を基に他国で命をかけることは、推奨するようなことではないにしても、禁止することでもないとの考えが常識として敷かれているためだろう。
 英国、カナダ、米国などは依然としてそのような常識が通じる。さらに英国とカナダはウクライナ参戦を望めば参加しても良いという立場を公式に明らかにした。米国もやはり法的処罰対象にならないという点を明確にしている。ロシアと国レベルの戦争を行うわけにはいかないが、侵略者ロシアと戦いたい国民がいるならばあえて止めないという立場だ。

◇外人部隊はいいのに「イ・グン」はだめ?
 こうした常識は韓国では常識でない。ただ強硬な政府の態度だけでなく、イ・グンのウクライナ入国を取り上げた記事に付けられた一般国民のコメントだけ見ても知ることができる。人々は概ね3つの理由で彼のウクライナ行きを非難する。最初に、韓国人のウクライナ参戦は外交紛争の口実を提供しかねない。2番目に、実際の戦争に飛び込めば銃刀類や爆薬などを使って人を殺すこともあるためそれは犯罪だ。3番目、韓国人ならば韓国を守るべきだ。
 この批判をひとつずつチェックしてみよう。イ・グンをはじめ世界から集まった2万人以上の外国人入隊志願者は全員戦争をしようとウクライナに到着した。ウクライナ政府は「ロシアの侵攻に対抗するためウクライナに入国した外国人ボランティアメンバーはウクライナ市民権を得られるだろう」と述べた。このように属性として市民権の発給を受けた外国人は「国際軍団」など別途の編成でまとめられウクライナ軍になるものとみられる。
 このように法的・制度的手続きを備えれば上で言及した3種類の反論のうち最初と2番目の問題は自動で解決される。もともと韓国人でもウクライナ軍の服を着て作戦を遂行してロシア軍を射殺するならばそれは通常の交戦行為だけのことだ。
 フランスには外国人で構成された「外人部隊」がある。これら外人部隊はたいていフランス国境の外側で作戦を遂行し、その過程で実際に戦闘を行ったりもする。韓国人の中にもこの外人部隊に志願入隊した人がたまにいた。フランス軍の一員として他国の人に向かって銃を向け、時には射殺したかもしれない。だがそうした理由で韓国と第三国の外交対立が発生したという話を聞いたことはない。
 戦争中に敵軍を殺傷してくれば殺人罪を問わねばならないのではないかとの主張もやはり同様だ。軍人が作戦中に遂行した行為は通常的な法の枠組みの中では話せない。
 分断国家という韓国の厳酷な現実があるのにこれを放っておいてあえて外国の戦争に参入するのは容認できないという主張はどうだろうか。兵役の義務を履行していない人には原則的にもっともな言葉だ。だがすでに服務を終えた人にまでそのような論理を適用するのは無理だ。韓国の男性は国の「兵役資源」である前に良心と意志を持った独立した人格体だ。本人が追求する価値のため命をかけて戦える権利を根本から否定する理由はどこにもない。

◇参戦に殺人罪を問うとは
 問題は法律だ。韓国の法律は残念なことにそのような権利を認めていない。刑法第111条の私戦罪だ。これによると「外国に対し私戦した者は1年以上の有期禁固に処する」と規定している。義勇軍として外国の軍隊に入って参戦すれば外交上の問題を起こし国益を損ねる恐れがあるというのがこの条項が作られた主な理由だ。
 ところがいまでも韓国人はフランス外人部隊、あるいは韓国籍を持ったまま米軍に入隊したりもする。これまでだれもそのような選択をするという理由で非難されたり、嘲弄されたり、社会的に排斥されたりしなかった。ウクライナの国際軍団をフランス外人部隊や米軍と異なる扱いをすべき理由や根拠は何か。
 もう一度言うが、私は韓国人のウクライナ参戦に賛成しない。だれかが助言を求めるならば国内法を破らない別のやり方でウクライナの人たちを助けろと言う。だが自分の命をかけて戦争に飛び込んでウクライナを助けたいという人がいるならば、そのような意志を国が法で妨げるのは正しくないと考える。
 小説家金英夏(キム・ヨンハ)の本の題名のように「私は私を破壊する権利がある」。もう少し正確に言えば、すべての人は自らを破壊する結果を甘受してでも本人が正しいと考えることを追求する権利がある。遠い土地、生まれて初めて見る人たちの間でその国の軍服を着て戦場に転がって命を失うこともまた同じだ。国が自国民の良心的兵役拒否まで尊重する時代に、良心的兵役遂行もやはり尊重すべきではないのか問いたい。私もわかっている。多くの人たちの呼応を受けにくい主張だ。しかし1人の自由主義者として韓国社会に小さな考えの亀裂を生み出したい。
 イ・グンをはじめウクライナ軍に自ら入隊した彼らの無事帰還を祈る。

          ノ・ジョンテ/作家


https://www.afpbb.com/articles/-/3394708?cx_part=latest
「 AFP」 2022年3月12日 18:30 発信地:ロンドン/英国
■ウクライナ外国人部隊に英退役軍人7人 議員の息子も

【写真】ウクライナ東部ルガンスク州で配置に就くウクライナ兵(2022年3月11日撮影、資料写真)。(c)Anatolii Stepanov / AFP
【写真】ウクライナ首都キエフで新しい装備を確認する予備役(2022年3月9日撮影、資料写真)。(c)GENYA SAVILOV / AFP 
【写真】英首相官邸を後にする保守党議員のヘレン・グラント氏(2013年10月7日撮影)。(c)AFP PHOTO / LEON NEAL 

【3月12日 AFP】英国の退役軍人7人がロシア軍との戦闘に参加するため、ウクライナに到着した。英政府は、こうした目的で渡航しないよう呼び掛けているが、7人の中には保守党議員の息子も含まれている。
 英国のエリザベス・トラス(Liz Truss)外相は先月27日、英国人のウクライナ外国人部隊への参加を認めるかのような発言をしたが、ボリス・ジョンソン(Boris Johnson)首相やベン・ウォレス(Ben Wallace)国防相、軍司令官はトラス氏の発言内容を否定した。
 トラス氏は9日、発言を撤回し、先日の発言は、ウクライナの大義に対する支持を表明したものだったと釈明。英外務省はウクライナへの渡航中止を勧告しており、英国人がウクライナを支援するなら、外国人部隊に参加するよりも支援活動のために寄付すべきだとの見解を示した。
 だが今週末、英海兵隊の特別奇襲部隊に5年間在籍していたベン・グラント(Ben Grant)さん(30)ら7人の退役軍人がウクライナ入りしたと英紙ガーディアン(Guardian)は報じている。
 ベンさんは3児の父。民間警備会社に入ってイラクで働いていた。母親は保守党のヘレン・グラント(Helen Grant)議員で、閣僚経験があり、ジョンソン政権では女子教育特使を務めている。
 ベンさんは母親に事前に知らせることなくウクライナに向かった。
 キエフ行きの列車に乗る前にウクライナ西部リビウ(Lviv)の駅でガーディアンに語ったところによると、ウクライナで住宅が爆撃され、子どもが泣き叫んでいる映像をテレビで見て渡航を決意したという。
「あと100人ほど来る予定なので、全員集まれば、良い部隊になるはずだ。経歴はさまざまで、飛び抜けたスペシャリストもいる」とベンさんは話す。
 ロシアは、ウクライナで捕虜にした「外国人の傭兵(ようへい)」を戦争捕虜として扱わないと警告しているが、ベンさんの決意は揺らがなかったという。
「捕虜になる前に自ら命を絶つことができるならば、おそらくそうするだろう」とベンさん。「心の準備はできているが、そうならないことを祈ろう」と続けている。


https://japanese.joins.com/JArticle/288723?servcode=400&sectcode=400
「中央日報日本語版」 2022.03.12 10:50
■韓国猛虎部隊の予備役中士、国際旅団を志願…「イ・グン氏とは違う」

【写真】陸軍予備役中士イ・スンヨン氏(28)の服務当時の写真 [写真=イ・スンヨン氏提供]

 世界52カ国から2万人。6日(現地時間)にウクライナ外務省が明らかにした「ウクライナ国土防衛軍国際旅団」(International Legion of Territorial Defense of Ukraine)志願者の数だ。国際旅団は外国人志願兵だけで構成されるウクライナ部隊で、ロシアがウクライナ侵攻を開始した後に創設された。これに先立ち先月27日、ウクライナのゼレンスキー大統領は「入隊を希望する欧州と世界のすべての人がウクライナ人と共に21世紀の侵略者に対抗してほしい」と国際旅団への参加を呼びかけた。
 約100人の韓国人志願者の中には陸軍予備役中士のイ・スンヨン氏(28)もいる。イ氏は京畿道加平(カピョン)の「猛虎部隊」首都機械化歩兵師団で副士官として服務した。2013年に陸軍下士官として任官し、4年後の2017年に中士に転役した。イ氏は現役当時、K1A1戦車操縦手と砲手を務めた。
 イ氏は先月28日、国際旅団に志願した。ソウル中区の駐韓ロシア大使館前で行われた反戦デモに参加した日だった。集会が始めるまで特に志願を考えていなかったというイ氏は、集会が終わった後、車を運転してソウル龍山区(ヨンサング)の在韓ウクライナ大使館に向かった。そしてこの日午後、すぐに国際旅団申請書類を作成した。イ氏は「多くの国の人たちが戦争に反対して団結する姿を見て、自分にもっとできることはないだろうかと考えた」と話した。
 ロシアは先月24日(現地時間)、ウクライナを侵攻した。イ氏は2017年にロシアのモスクワを旅行した当時に会ったあるウクライナの難民を思い出したという。イ氏は「赤の広場でベビーカーに赤ちゃんを乗せていた1人の女性が突然、手を握ってきて『ウクライナから来たが、戦争が起きて難民になった。助けてほしい』と言った。忘れていたその時の目を突然思い出した」と伝えた。ウクライナのドンバス地域では2014年から政府軍と親露反乱軍が衝突し、ロシアなどに脱出する難民の行列が続いた。

◆「助けることができるならボランティアでも」
 イ氏の国際旅団志願を聞いた家族と知人はイ氏を引き止めた。「他国の戦争になぜ関わるのか」「命が大切だ」という理由からだ。イ氏は「ロシアは戦争犯罪をしている。私は立派な人間でも立派な軍人でもないが、私のような平凡な人でもこれを防げるのならば何でもしたい」とし「戦線に投入されて銃を持つ役割でなくても、戦後復興ボランティアのように力になれるのならいくらでも行く」と語った。現在、イ氏はパスポートの写真と軍経歴証明書など必要書類を提出した状態で、在韓ウクライナ大使館の返答を待っている。
 最近ウクライナに無断入国して関心が集まっている海軍特殊戦団(UDT/SEAL)元大尉のユーチューバー、イ・グン氏について「良くない先例を残しかねない」として一線を画した。イ氏は「どんな考えと勇気を持って決断したのか理解できる。それには敬意を表する」としながらも「個人的な行動が国に悪影響を及ぼすおそれがある」と指摘した。
 韓国外交部は先月13日からウクライナを旅行禁止国に指定している。許可なく旅行禁止国を訪問したり滞在したりする場合、旅券法違反で1年以下の懲役または1000万ウォン(約95万円)以下の罰金が科されることもある。
 外交部の関係者は「旅行禁止地域に入るためには例外的使用許可申請をしなければならない」とし「そうでない場合は無断入国となり、刑事処罰および行政制裁の対象になる」と説明した。また、実際に戦闘に参加すれば刑法上「外国に対する私戦」と見なされ、ロシア軍を射殺すれば殺人罪も適用されることもある。ドイツ、オランダ、ラトビアなど一部の国は韓国とは違い、自国の市民の国際旅団参加を法的に認めている。
 一方、歴史的に有名な国際旅団には、スペイン内戦当時にフランシスコ・フランコの軍部勢力に対抗して1936年に召集された国際旅団(International Brigades)がある。当時、作家のジョージ・オーウェル、アーネスト・ヘミングウェイも国際旅団に志願した。志願兵規模は4万-5万人だった。


https://japanese.joins.com/JArticle/288560?servcode=400&sectcode=400
「中央日報日本語版」 2022.03.08 10:02
■ウクライナ入り韓国海軍特殊戦団出身ユーチューバー、爆発物罪適用なら死刑も

【写真】海軍特殊戦団大尉出身のユーチューバー、イ・グン氏。 イム・ヒョンドン記者

 韓国海軍特殊戦団(UDT/SEAL)大尉だったユーチューバーのイ・グン氏(38)が「ロシアの侵攻に対抗してウクライナを支援する」としてウクライナ入りしたことが伝えられた中、政府関係部処が緊急対策会議を開き、対策を用意する。法曹界では「イ氏の善良な意図は理解できるが、私的にウクライナに入ってロシアと戦うのは韓国現行法違反の余地があり、注意が必要だ」という警告が出ている。
 旅行禁止国のウクライナに入国するだけでも旅券法違反で刑事処罰を受ける可能性がある。さらに実際に戦闘に参加して手榴弾など武器でロシア軍を死亡させれば、韓国法に基づき私戦罪を超えて殺人罪、爆発物使用罪まで適用される可能性が高いという指摘だ。

◆外交部・法務部・警察が緊急合同会議
 中央日報の取材を総合すると、外交部、法務部、警察庁などは7日夜に実務部署間合同会議を開き、イ・グン氏の事態に関する情報を共有しながら対策を用意する。
 イ・グン氏が6日夜、ウクライナに向けて出国したことを知らせ、7日午後にはウクライナ現地ベースキャンプの写真と共に到着した事実を伝えたからだ。イ氏は7日午後3時30分ごろ、自身のインスタグラムで「ウクライナに到着しました」としてキャンプの写真を掲載したのに続き、4時30分には現地で軍服を着て子犬を見ている自身の姿を載せた。そして「韓国戦争(朝鮮戦争)当時の支援に感謝しています。今度は私たちが助けます」とコメントした。
 前日夜には「ウクライナ大統領が世界に支援を要請した時(日本時間2月27日)、直ちに義勇軍の任務を準備した」と明らかにした。イ氏が「チーム員は私が選抜した」と明らかにし、3人の後ろ姿の写真を共にポスティングした点から、イ氏を含めて3人がチームを組んでウクライナに入国したと推定される。
 韓国外交部はウクライナに対して先月13日0時、旅行警報4段階(旅行禁止)を出した。これに関しイ・グン氏は「私たちは(外交部から)旅行禁止国家に入れば犯罪者として扱われ、1年の懲役または1000万ウォン(約94万円)以下の罰金刑になることもあるという脅迫を受けた」と伝えた。そして「しかし処罰を受けるからといって我々が保有する技術、知識、専門性でウクライナを支援せず、黙って見ていることはできない」と付け加えた。

◆イ・グン氏「無事にウクライナ到着…政府はどう支援するかを考えるべき」
 7日午後、イ・グン氏は「私のチームはウクライナに無事に到着した」とし「我々は最前方で戦闘する」と明らかにした。外交部がイ氏に「無断でウクライナに入国する場合、刑事処罰および旅券に対する行政制裁の対象になる」と警告したことに関連、イ氏は「時間を長引かせながら我々の旅券を無効化することよりも、どうやって支援できるかを考えるべきだ」と反論した。
 イ・グン氏のチームだけでなく他の韓国人志願兵もウクライナ行きを試みている。在韓ウクライナ大使館が先月27日、フェイスブックで「外国人もウクライナ軍に入隊する権利があり、外国人で構成された別の部隊を編成中」とし「ウクライナを保護して侵略者を阻止してほしい」と明らかにしたからだ。現在まで志願者は100人ほどいるという。
 法曹界は「旅券法違反だけでなく、さらに強力な処罰の罪を適用される可能性がある」と注意を促している。

◆法曹界「戦争関連爆発物使用罪なら死刑または無期懲役」
 検事出身でカナダ・モントリオール総領事、国際民間航空機関(ICAO)大使を務めた李潤済(イ・ユンジェ)明知大法学科教授は「属人主義に基づき韓国人であれば海外に出ても韓国の法律が適用される」とし「実際に戦闘に参加すれば、私戦罪、さらに人を殺せば殺人罪、手榴弾のような爆発物を使用して人の生命・身体・財産を害すれば爆発物使用罪に該当することもある」と説明した。3つの罪はすべて用意または陰謀だけで処罰の対象という。特に戦争に関連して爆発物使用罪を犯す場合、処罰の程度は死刑または無期懲役と非常に強いという説明だ。
 イ・グン氏らが戦闘をしてロシア軍に捕まれば、ロシア政府により捕虜として収監されたり、場合によっては別の処罰を受ける危険がある。
 これに関連しロシア国防総省のコナシェンコフ報道官は3日(現地時間)、「ウクライナに来る外国傭兵は国際法上軍人の地位を持たず、逮捕時には少なくとも刑事処罰を受ける」と明らかにした。
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