三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「米連邦政府、唯一の先住民死刑囚の刑執行 居留地は反対」

2020年08月29日 | 国家・社会
https://www.afpbb.com/articles/-/3301624?cx_part=latest
「AFP」 2020年8月28日 20:37 発信地:ワシントンD.C./米国
■米連邦政府、唯一の先住民死刑囚の刑執行 居留地は反対
【8月28日 AFP】米インディアナ州で26日夜、国内唯一の先住民出身の死刑囚の刑が執行された。先住民居留地「ナバホ・ネーション(Navajo Nation)」は、死刑判決は同居留地の自治権に対する侮辱だとし、刑の執行に反対していた。
 レズモンド・ミッチェル(Lezmond Mitchell)死刑囚(38)は、インディアナ州テレホート(Terre Haute)の連邦刑務所で、薬物注射による死刑が執行された。ミッチェル死刑囚は2011年に女児(9)とその祖母(63)を殺害し、有罪判決を受けた。
 同死刑囚の弁護団は、連邦裁判所が「先住民族が不当に扱われてきた長い歴史に、新たな一章を加えた」と述べた。
 ほとんどの犯罪は州法によって裁かれるが、連邦裁判所は特定の条件下、例えば先住民居留地など州の管轄外での犯罪を扱っている。
 連邦裁判所が死刑判決を下すことはめったになく、刑が執行されることはさらに珍しい。1988年から今年7月までに連邦刑務所で刑が執行されたのはわずか3人だった。
 だが、ドナルド・トランプ(Donald Trump)大統領政権は死刑執行を進めるよう要請しており、執行数が増加している。
 ナバホ・ネーションは、1994年の先住民自治について定めた法律を引き合いに出し、殺人事件はアリゾナ州のナバホ居留地で発生し、加害者・被害者共にナバホ出身だったことから、米当局はナバホ・ネーションに死刑の許可を求めるべきだったと主張している。
 ナバホは先住民に死刑を適用することを拒否しており、被害者の遺族はミッチェル死刑囚を終身刑にするよう求めていた。
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