三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「日本総領事館前への徴用工像設置 市民団体と警察にらみ合い=釜山」

2018年05月01日 | 国民国家日本の侵略犯罪
http://japanese.joins.com/article/044/241044.html?servcode=a00§code=a10
「中央日報日本語版」 2018年05月01日15時12分
■日本総領事館前の労働者像設置めぐり市民団体-警察が衝突

【写真】市民団体の会員らが1日午前9時40分、日本総領事館前に労働者像を移している。

 市民団体がメーデーの1日、午前9時から釜山(プサン)日本総領事館前に強制労役労働者像の設置を進めたが、警察に阻止された。約20人の市民団体会員が労働者像を15メートルほど移動させると、これを見守っていた警察は午前11時45分、強制解散に動き出した。市民団体の会員は警察の統制ラインの外に押し出され、警察が労働者像を取り囲んだ。
 積弊清算・社会大改革釜山運動本部強制徴用労働者像建立特別委員会は1日午前9時、記者会見を開き、労働者像設置強行の意思を改めて明らかにした。午前9時30分、約10人の会員は労働者像を10メートルほど日本総領事館側に移動させた。15分後に警察は兵力およそ100人を投入し、市民団体の移動を阻止した。
 周囲にいた約100人の会員は警察に向かって「退け」と叫び、労働者像を囲んだ会員10人は移動を続けた。警察と対峙した状況でも労働者像がさらに5メートルほど動くと、警察側の対応が強まった。
 東部警察署は拡声器で「集会の申告がない不法集会であり、直ちに解散しなさい」という放送を続けた。警察は午前10時45分、市民団体の会員を強制的に退かせ、10分余りで会員は警察の統制ラインの外に押し出された。警察兵力4個中隊およそ350人が労働者像を囲んだ状況だ。
 市民団体は反発した。全国公務員労働組合釜山地域本部のパク・ジュンベ本部長は「集会ではない。歩道から物を移す正当な行為を警察が不法に阻止して衝突した」とし「日本の謝罪を受けようとする国民の念願を警察が不法に阻止してはいけない」と主張した。

これに対し警察関係者は「日本総領事館の前に路上積置物を設置しようとする市民団体の意図は明確であり、不法行為を目の前にしている」とし「このような場合、直ちに強制処分を執行できる」と述べた。
 この日午後2時から全国民主労働組合総連盟(民主労総)釜山本部組合5000人と労働者像設置を支持する市民1000人など計6000人が労働者大会を開く予定であり、大規模な衝突が予想される。市民団体は午後3時50分に労働者像設置をまた強行する方針という。警察は40個中隊3500人の兵力を投入する予定だ。
 市民団体と警察の物理的な衝突は予想されていた。市民団体は1年前から労働者像を日本総領事館前に設置するという立場を明らかにしてきた。これに対し外交部は4月16日、19日の2回、「外交公館保護に関する国際礼譲と慣行の側面で適切でなく、外交的問題を招きかねない」とし「関連法令に基づき政府レベルで必要な措置を検討する」と反対の立場を明確にした。しかし外交部は市民団体に直接会って対話をしたり説得するなど積極的な行動をしなかった。
 そして釜山市と東区庁に責任を転嫁した。銅像設置に必要な道路占有物設置許可権を持つ東区庁は困惑している。昨年、日本総領事館前に設置された少女像を強制撤去して世論の非難を浴びたからだ。朴三碩(パク・サムソク)東区庁長は「法が国民感情に勝つことはできない」とし「市民団体が日本総領事館前に労働者像を設置しても物理的に撤去はしない」と明らかにした。
 釜山市も難しい立場だ。釜山市の関係者は「日本との外交的な問題を懸念しながらも外交部が積極的に動かない」とし「国も市民団体を説得できないのに市が立ち上がって何ができるのか」と吐露した。
 これに先立ち市民団体の会員およそ200人は先月30日午後10時30分ごろ、リフト車を利用して労働者像を奇襲設置しようとしたが、共に民主党釜山市党の前で警察に阻止された。民主党釜山市党は日本領事館と100メートル以内の距離にある。市民団体と警察はもみ合いになり、労働者像設置の強行と源泉封鎖の立場を譲らず夜通し対立した。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/05/01/0200000000AJP20180501001900882.HTML
「聯合ニュース」2018/05/01 14:51
■徴用工像の設置図った団体を強制排除 負傷者も=釜山の総領事館前
【釜山聯合ニュース】メーデーの1日、韓国市民団体のメンバーらが、日本による植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像を南部・釜山の日本総領事館前に設置しようと総領事館周辺に集まり、警察によって強制排除された。この際にもみ合いが起き、団体メンバー約10人が負傷した。

【写真】市民団体メンバーを像から引き離そうとする警察=1日、釜山(聯合ニュース)

 市民団体「積弊(積み重なった弊害)清算・社会大改革釜山運動本部」の強制徴用労働者像建立特別委員会は、メーデーに合わせて日本総領事館前に徴用工像を設置すると表明していた。前日の4月30日夜から像の設置を試み、阻止する地元警察とにらみ合いの状態になっていた。
 警察は1日午前、総領事館の周囲100メートル以内での集会や行進が禁じられていることなどを根拠に、同委員会メンバー100人余りを像から引き離す強制排除に踏み切り、もみ合いの末に規制線の外に押し出した。警察は像を囲み、メンバーらの接近を阻んでいる。
 メンバーらは像から30メートルほど離れた場所に座り込み、強制排除を声高に非難しながら警察とにらみ合っている。
 韓国政府は、総領事館前への像の設置は不適切との立場だ。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/05/01/0200000000AJP20180501001600882.HTML
「聯合ニュース」 2018/05/01 11:54
■警察が市民団体を強制排除 徴用工像設置で=釜山の日本総領事館前

【釜山聯合ニュース】メーデーの1日、韓国市民団体のメンバーらが、日本による植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像を南部・釜山の日本総領事館前に設置しようと総領事館周辺に集まり、解散させようとした地元警察ともみ合いになった。

【写真】徴用工像の設置を巡りもみ合う市民団体メンバーと警察=1日、釜山(聯合ニュース)

 警察は、総領事館の周囲100メートル以内での集会や行進が禁じられていることを根拠に解散措置を取った。強制排除を開始してから10分ほどで、市民団体メンバーらは規制線の外に押し出された。
 市民団体「積弊(積み重なった弊害)清算・社会大改革釜山運動本部」の強制徴用労働者像建立特別委員会は、メーデーに合わせて日本総領事館前に徴用工像を設置すると表明していた。前日の4月30日夜から像の設置を試み、阻止する地元警察とにらみ合いの状態になっていた。
 韓国政府は、総領事館前への像の設置は不適切との立場だ。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/relation/2018/05/01/0400000000AJP20180501000300882.HTML
「聯合ニュース」 2018/05/01 09:44
■日本総領事館前への徴用工像設置 市民団体と警察にらみ合い=釜山
【釜山聯合ニュース】メーデー(5月1日)に合わせ韓国南部・釜山の日本総領事館前に、日本による植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像を設置すると表明していた韓国の市民団体が、前日夜に設置を強行しようとして警察に阻止された。韓国政府や自治体は総領事館前への像設置に反対している。市民団体と警察は夜通しでにらみ合い、一時もみ合いになる場面もあった。市民団体は1日午前にも再び設置を試みるとされ、警察との衝突が起きる可能性が高い。

【写真】日本総領事館館の手前100メートルほどのところで、労働者像を運ぶ市民団体を警察が阻止している=30日、釜山(聯合ニュース)

 市民団体「積弊(積み重なった弊害)清算・社会大改革釜山運動本部」の強制徴用労働者像建立特別委員会は当初、1日午後1時半にメーデー大会を終えてから、同3時50分ごろ、日本総領事館前にある旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像の隣に労働者像を設置する予定だった。ところが、警察はメーデー大会後の総領事館100メートル以内での行進を認めず、前日から少女像を取り囲み、警備を強化した。
 同委員会はこれに反発。4月30日午後10時半ごろ、フォークリフトを使って像を総領事館前に運び始めたが、総領事館まで100メートル足らずの地点で警察に阻止された。
 同委員会のメンバー約100人と警官隊約500人は5月1日早朝までにらみ合いを続けた。一部ではもみ合いも見られた。午前6時半時点では双方ともに人数が減り、現場はひとまず小康状態となっている。
 同委員会が再び像の設置を強行するならば、警察とのぶつかり合いが起きる恐れがある。  
 一方、日本の主要メディアは現場を夜通しで取材した。


http://japanese.joins.com/article/009/241009.html?servcode=A00§code=A10
「中央日報日本語版」 2018年5月1日6時31分
■釜山の日本総領事館前の労働者像設置予告…警察と衝突の可能性も

【写真】5月1日に釜山の日本総領事館前に設置される予定の強制徴用労働者像。市民団体のメンバーが記念写真を撮影している。

 釜山(プサン)の市民団体が5月1日に釜山市東区(ドング)の日本総領事館前に強制徴用労働者像を設置すると4月30日、明らかにした。
 市民団体は5月1日午後2時、日本総領事館から100メートルほど離れた中央大路(チュンアンデロ)で釜山労働者大会を開催した後、少女像まで行進して強制徴用労働者像建設大会を進める考えだ。しかし、警察がこの行進を許可しておらず、衝突が予想される。
 警察は行事推進団体に送った通告状で「集会およびデモに関する法律上、外交機関に該当する日本国総領事館100メートル以内の区間を経由する経路で行進する場合、領事館の機能と安寧を侵害するおそれがあると判断される」とし「これに反して秩序維持に直接的な脅威を明らかにまねく場合には、集会およびデモに関する法律第20条第1項により、解散命令を受けることになる」と明らかにした。
 一方、市民団体側は30日午後に記者会見を行い、「警察は日本領事館前のデモと行進が領事館の安寧を侵害するおそれがあるため制限するとし、これを犯した場合、解散させるという立場を明らかにした」とし「時代錯誤的な発想を強く糾弾し、5月1日の釜山労働者大会後は計画通り労働者像を設置する方針」と述べた。


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/04/30/2018043002750.html
「朝鮮日報日本語版」 2018/04/30 23:04
■増える徴用工像…ソウルの日本大使館前への設置は実現せず
 日本による植民地時代に強制徴用された労働者を象徴する像(以下、徴用工像)は現在、韓国国内の3か所に設置されている。全て昨年に設置された。ソウル市の竜山駅広場、仁川市の富平公園、済州島の済州港第2ふ頭沿岸旅客ターミナル前だ。5月1日には慶尚南道昌原市と釜山市にも設置される予定だ。釜山では日本総領事館前に設置が予定されており、日本の公館前に設置される初のケースになる。
 徴用工像の設置は、ほとんどが全国民主労働組合総連盟(民主労総)系の市民団体「積弊清算・社会大改革釜山運動本部」が進めてきた。韓国初の徴用工像は昨年8月12日、ソウルと仁川に設置された。ソウル市竜山駅広場の銅像は高さ2.1メートルで、日本の鉱山に徴用された労働者がつるはしを持って立つ姿を表している。韓国政府は銅像設置に敷地使用許可を出しておらず、銅像は無断で設置されたものだ。当初は昨年3月1日に設置する予定だったが、当時の朴槿恵(パク・クンヘ)政権は敷地の使用を認めなかった。その後文在寅(ムン・ジェイン)政権になってから政府が黙認する形で設置された。
 慶尚南道昌原市の徴用工像は、5月1日午後に設立される予定だ。銅像は高さ2.2メートルで、3人が背中合わせに立つ様子を表している。慶南地域の韓国労総・民主労総が設立を主導した。慶南道庁・慶南教育庁(教育委員会に相当)が事業費の大半を支援し、昌原市庁が敷地を提供した。
 済州島の徴用工像は竜山駅の像と同じ形で、昨年12月7日に設置された。
 一方、徴用工像の設置が実現しなかったケースもある。昨年には市民団体が、ソウル市鍾路区の旧日本大使館前にある慰安婦を象徴する銅像「平和の少女像」の隣に徴用工像の設置を進めていたが、鍾路区の審議を通らなかった。同区の関係者は「少女像の隣に造形物を設置することは、歴史的事実とも合わず、政治・外交的な紛争を招く余地がある」と指摘した。
          イ・ボルチャン記者 , アン・サンヒョン記者


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/04/30/2018043002717.html
「朝鮮日報日本語版」 2018/04/30 22:10
■釜山で徴用工像設置強行へ、専門家は「外交的な自殺行為」
 市民団体、釜山の日本総領事館前に徴用工像の設置強行へ
 設置なら日本との外交摩擦は必至
 警察、集会・設置の阻止へ3000人投入
 専門家「過去にとらわれ過ぎ、対立招くだけ」

 韓国の市民団体が5月1日、釜山の日本総領事館前に、日本による植民地時代に強制徴用された労働者を象徴する像(以下、徴用工像)の設置を強行する構えを見せている。徴用工像の設置を推進しているのは全国民主労働組合総連盟(民主労総)が主導する市民団体「積弊清算・社会大改革釜山運動本部」。同団体は昨年3月に徴用工像の設置を宣言し、募金を集めて銅像を制作した。韓国政府は「外交問題を引き起こす」としてはっきりと反対の意を示したものの、団体側はどこ吹く風だ。徴用工の問題は2005年、盧武鉉(ノ・ムヒョン)政権当時「1965年韓日会談文書公開の後続対策に関する民官共同委員会」を通じ、既に終わった問題と結論付けられた。これを再び持ち出して韓日の摩擦を高めようとするのは韓国の外交的信頼度を低下させる自殺行為だとの指摘が出ている。

★外交部と釜山市は設置を認めず…市民団体は設置強行へ
 同団体はメーデーに当たる5月1日午後1時30分、釜山市東区の日本総領事館前で記者会見を開き、午後2時から労働者大会を開催する予定だ。労働者大会には民主労総釜山本部の組合員5000人と徴用工像の設置を支持する市民約1000人の計6000人が集まる予定だという。徴用工像は午後3時50分から設置される。
 釜山警察庁は、日本総領事館から100メートル以内での集会やデモの実施を禁じる方針を定め、1日には総領事館周辺に約3000人の要員を配置して徴用工像の設置を阻止する予定だ。しかし市民団体側は「徴用工像を設置する敷地の選択権は釜山市民にある」として設置を強行する構えだ。
 外交部(省に相当)、釜山市、東区は徴用工像の設置を認めない方針だ。過去にも設置されたケースはあったが、領事館前への設置は今回が初めてだ。これらの機関の関係者は4月24日、釜山で合同会議を開くなど緊張感に包まれている。外交部は同17日、釜山日本総領事館付近への徴用工像の設置について「外交公館の保護および関連する国際礼譲と慣行の面から適切ではなく、外交問題を招く可能性が高い」として、国立日帝強制動員歴史館(釜山市南区)など適切な場所に設置するのが望ましいとの公文書を釜山市、東区、民主労総釜山本部に送付した。
 釜山市も早々に、徴用工像設置に反対の立場を定め、国立日帝強制動員歴史館内への設置を市民団体側に促した。しかし釜山市によると「団体側は提案に対し全く聞く耳を持たなかった」という。
 釜山市東区は最近まで「法は国民感情には勝てない。民主労総が設置すると言うのなら、少女像のように設置を阻止する方法はない」との立場だった。しかし、設置強行の動きが加速すると、一転して設置を認めない方針を示した。

★専門家ら「過去にこだわりすぎて摩擦招くだけ」
 専門家らは徴用工像設置の動きについて、過去にとらわれ過ぎて未来を遮る行為だと指摘する。朝鮮通信使記録物の国連教育科学文化機関(ユネスコ)世界記憶遺産登録を韓日共同で推進した際の学術委員長だった姜南周(カン・ナムジュ)氏は「日本による強制徴用は忘れてはならない悪行だが、過去にとらわれて未来のために何もできず、対立ばかりしていては国家的に消耗するだけだ」と指摘した。東西大日本研究センターの趙世暎(チョ・セヨン)所長は「日本総領事館の目の前に徴用工像を設置すれば、韓国にとって必ず外交的な負担になる」として「韓国国民の一人として、より合理的な案を考えなければならない」と述べた。
 釜慶大のチェ・ゴンシク教授(日語日文学部)は「韓日間の外交問題などを考えると、時期や設置場所について韓日両国、政府と地方自治体、設置を進める市民団体の間でもう少し話し合いが必要だと思われる」と指摘した。
       釜山= 朴柱栄(パク・チュヨン)記者 , 権慶勲(クォン・ギョンフン)記者


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/04/30/0200000000AJP20180430003500882.HTML
「聯合ニュース」2018/04/30 17:53
■釜山日本総領事館周辺の警備強化

【写真】釜山の日本総領事館前に建てられている慰安婦被害者を象徴する少女像のそばで警備に当たる警官隊。市民団体は少女像の隣に労働者像を設置すると予告した=30日、釜山(聯合ニュース)。

 韓国の市民団体がメーデー(5月1日)に合わせ釜山の日本総領事館前に、日本による植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像の設置を計画している。総領事館周辺は警備が強化され緊張が高まっている。市民団体は、労働者像を総領事館前に建てられている旧日本軍の慰安婦被害者を象徴する少女像の隣に設置すると予告した。政府や自治体は像設置に反対しており、市民団体が強行設置した場合、衝突が予想される。


http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/04/30/0200000000AJP20180430003200882.HTML
「聯合ニュース」 2018/04/30 17:23
■徴用工像の設置強行へ 行進禁止措置に猛反発=釜山市民団体
【釜山聯合ニュース】メーデー(5月1日)に合わせ、韓国・釜山の日本総領事館前に、日本による植民地時代に朝鮮半島から強制徴用された労働者を象徴する像の設置を進めている市民団体が、総領事館前で行う計画だった行進を警察当局が認めなかったことに激しく反発している。

【写真】日本総領事館前で会見を行う市民団体のメンバーら=30日、釜山(聯合ニュース)

 市民団体「「積弊(積み重なった弊害)清算・社会大改革釜山運動本部」の強制徴用労働者像建立特別委員会は30日、総領事館前で緊急記者会見を開き、「警察は行進禁止措置を撤回し、労働者像の設置が平和の大会になるよう保障せよ」と主張した。
 会見に出席した強制徴用被害者は「軍艦島にいた6年間、強制労働させられた労働者がいかに悲惨だったのかを目撃した」として、「腹が減って歩けない惨めな環境を見ていたら、日本に謝罪を要求し、労働者像を設置することがいかに当然なことかが分かる。これを止める警察はどこの国の警察なのか」と声を上げた。
 像設置を推進する全国民主労働組合総連盟(民主労総)のキム・ジェハ釜山本部長は「労働者像は領事館の業務を妨害したり、危害を加えたりするものではない」として、「被害者への責務を果たし、子孫に残酷な歴史を引き継がせないため、当然建てなければならないもので、それに干渉せず妨害しないことが国際的な礼遇」と述べた。
 警察は同委員会が5月1日に総領事館前が含まれる西面から釜山駅まで行進するとした届け出について、総領事館の100メートル以内で行進を行う場合、総領事館の機能と安寧を侵害する恐れがあるとして認めなかった。
 同委員会側は労働者像の設置を強行する構えだ。5月1日午後2時から総領事館前で労働者大会を開く計画で、民主労総釜山本部の組合員の10%に当たる約5000人と市民約1000人の計6000人程度が集まると見込んでいる。
 労働者像は午後3時50分に設置する予定で、警察との衝突も懸念されている。


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