三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「自身の体験伝えた慰安婦被害者が死去 生存者29人に=韓国」

2018年03月31日 | 日本軍隊性奴隷
http://japanese.yonhapnews.co.kr/headline/2018/03/30/0200000000AJP20180330001300882.HTML
2018/03/30 11:35
■自身の体験伝えた慰安婦被害者が死去 生存者29人に=韓国
【ソウル聯合ニュース】旧日本軍の慰安婦被害者を支援する韓国の市民団体「韓国挺身隊問題対策協議会」(挺対協)は30日、被害者のアン・ジョムスンさんが死去したと伝えた。今年90歳だった。

【写真】2017年8月、慰安婦に関する行事に出席したアンさん=(聯合ニュース)

 アンさんは1941年に中国に連れて行かれ、45年まで慰安婦としての生活を強いられた。解放(終戦)後の46年に帰国し、92年からソウル郊外の京畿道・水原に暮らした。93年に慰安婦被害者として登録、2002年から本格的に自身の被害を証言する活動をしてきた。
 韓国政府に登録されている慰安婦被害者239人のうち、今年死去した被害者はアンさんが3人目で、存命者は29人に減った。


http://japan.hani.co.kr/arti/politics/30175.html
「The Hankyoreh」 登録:2018-03-31 09:07
■[フォト]“慰安婦”被害者 アン・チョムスンさんの最後の夏
 30日午前10時、逝去 
 残る生存者は29人

【写真】2017年8月3日、京畿道水原の自宅でキム・ドンヒ戦争と女性人権博物館副館長と談笑するアン・チョムスンさん=水原/イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社

 日本軍性的奴隷制被害者アン・チョムスンさんの訃報が30日午前10時頃伝えられた。享年90歳。
 1928年ソウルの麻浦(マポ)で生まれたアンさんは、早くに父親と死別し、未亡人の母を助けて厳しい幼少期を過ごした。14歳だった1942年、「ソウル麻浦、ポクサゴルの大きい精米所前に何歳までの女たちは皆集まれ」という放送を聞いて、母親と出て行ったおばあさん。米を量る秤に順に上がって、歳は幼いが体重があるという理由でトラックに乗せられた。その周辺に立っていた銃を構えた日本の軍人と朝鮮の人々、トラックに掴まって、なぜ私の娘を連れて行くのかと泣き叫んだ母親をアンさんは長く記憶した。
 汽車で平壌(ピョンヤン)、北京を経て、「山もなく砂だけが見える所」に連れて行かれ苦難に遭ったおばあさんは、戦争が終わった後に故郷に帰ってきた。モチ蒸し器を頭にのせて娘が帰ってくるよう祈りながら売り歩いた母親。その母親と劇的に対面したが、その後アンさんの人生は寂しかった。(韓国挺身隊問題対策協議会アン・チョムスンさん弔問譜参考)
 生涯独身で生きてきたアン・チョムスンさんは、姪の助けで世の中に存在を知らせた後、水曜集会やアジア連帯会議など多様な活動に参加し、活発に日本軍性的奴隷制問題の解決のために働いた。
 「悪いことをした奴らが自ら反省すべきなのに…」生前に繰り返しおっしゃったアン・チョムスンさんの言葉と共に、2018年8月水原(スウォン)のご自宅でしばらく一緒に過ごしたおばあさんの最後の夏を思い出す。その夏の明るい微笑のように、苦しまずゆっくり休んでください。

【写真】アン・チョムスンさんが昨年8月3日、京畿道水原市の自宅で、門までお客さんを見送りに出てきて、手をあげて挨拶している=水原/イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社
【写真】アン・チョムスンさんが京畿道水原市の自宅の居間で笑顔でキム・ドンヒ戦争と女性人権博物館副館長を迎えている=水原/イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社
【写真】アン・チョムスンさんの水原の自宅に、おばあさんの若い時期の写真が置かれている=水原/イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社
【写真】移動が不自由なおばあさんのために、さほど大切でない日用品はほとんど手を伸ばせば届く範囲の床に集められている。底に置かれた鏡にアン・チョムスンさんの顔が映っている=水原/イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社
【写真】きれいに飾った手をそろえて、キム・ドンヒ戦争と女性人権博物館副館長と談笑するアン・チョムスンさん=水原/イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社
【写真】アン・チョムスンさんの最後の夏。小さな庭には草木が多い=水原/イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社
【写真】2017年5月6日、京畿道広州市のナヌムの家で開かれた孝道祭りに参加したアン・チョムスンさんが、孝行写真の撮影中に明るく笑っている=広州/イ・ジョンア記者//ハンギョレ新聞社

イ・ジョンア記者
http://www.hani.co.kr/arti/society/women/838414.html
韓国語原文入力:2018-03-30 15:51


http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2018/03/31/2018033100393.html
「朝鮮日報日本語版」 2018/03/31 08:32
■訃報:アン・ジョムスンさん90歳=元慰安婦
 元従軍慰安婦のアン・ジョムスンさん(90)が30日に死去した。アンさんの死去で、元慰安婦の生存者は29人になった。今年に入って3人の元慰安婦が世を去った。
 アンさんは1928年にソウルの麻浦で生まれた。42年に「女子は大きな精米所の前にみんな集まれ」という街頭の放送を聞いて出ていくと、日本軍によって中国大陸の慰安所へ連れていかれたという。太平洋戦争が終わると、アンさんは昼も夜も歩き続け、46年に故郷へ戻った。2002年から従軍慰安婦問題の解決を目指して平和人権活動家として活動し、自分の被害を証言した。「日本の心のこもった謝罪を受けるのが最後の望み」と語っていたという。アンさんは水原の亜洲大学病院で持病の治療を受けていたが、30日午前10時30分ごろ息を引き取った。出棺は1日午前8時、埋葬先は京畿道水原市の蓮花場。


「聯合ニュース」 2018/03/30 17:09
■旧日本軍の慰安婦被害者死去 韓国閣僚が哀悼の意
【ソウル聯合ニュース】韓国の鄭鉉栢(チョン・ヒョンベク)女性家族部長官は30日、旧日本軍の慰安婦被害者のアン・ジョムスンさんが死去したことを受けて哀悼の意を示した。

【写真】ソウル近郊の病院内の葬儀場に飾られたアン・ジョムスンさんの遺影=30日、水原(聯合ニュース)

 鄭氏は、今年に入りすでに3人の被害者が亡くなったことに対し「悲痛な思いを禁じ得ない」と述べるとともに、「女性家族部はアンさんを含めた全ての被害者の傷を癒やすため一段とサポートに努める。名誉と尊厳の回復に向け、記念事業を拡大する」と表明。遺族らをいたわるため葬儀場を弔問する予定だ。
 アンさんの死去により、韓国政府に登録されている慰安婦被害者239人のうち存命者は29人に減った。
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