三重県木本で虐殺された朝鮮人労働者の追悼碑を建立する会と紀州鉱山の真実を明らかにする会

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「本では学べない連帯意識…少女像を建てることで学びます」

2017年10月22日 | 日本軍隊性奴隷
http://japan.hani.co.kr/arti/politics/28683.html
「The Hankyoreh」2017.10.13 07:15
■「本では学べない連帯意識…少女像を建てることで学びます」
 忠南大学の少女像作りプロジェクト 
 学生・教授・職員集まり、推進委発足 
 世論調査を繰り広げ参加を導き 
 今日から500万円の設立募金始まる 
 「一緒に悩んで解決すれば私たちの中の連帯が成長するのでは」
【写真】「忠南大学平和の少女像推進委員会」に参加した大学生たちが、少女像を建てるのを希望する忠南大学第1学生会館前の民主広場に集まった//ハンギョレ新聞社

 「大学生の私たちは、なぜこんなに社会問題に関心がないのだろうか?」
 昨年の冬の「ろうそく革命」が若者たちの心に残した種だったのだろうか。7月、就職などすぐ目の前のことにばかり追われて過ごしていた忠南大学生たちの心が日本軍「慰安婦」問題に行きついた。きっかけは単純だった。偶然遊びに行った世宗市の湖公園で平和の少女像を見た瞬間「うちの学校内にも少女像を立ててみよう」という“模擬”が始まった。
 最初のアイディアは総学生会の中で芽生えたが、学生たちは「忠南大学平和の少女像」を学生会だけのものにしたくはなかった。さまざまな構成員が参加し、討論しあって協議し、少女像を作っていくプロセスが結果物よりはるかに意味があると考えた。学生たちは「忠南大学平和の少女像推進委員会」(推進委)を立ち上げ、総学生会、学部学生会、学科学生会、学生、教授、教職員、卒業生たちを集めた。現在まで43人が推進委に参加した。卒業生である国会議員のチョ・スンレ氏も学生たちのメンターの役割を務めている。
 推進委に参加したイ・ミンウさん(25・哲学科4年生)は「忠南大学の学生たちは、これまで社会問題に対する関心が高くなかった。世論が形成され行動へと続つながり、問題の解決まで努力する学生たちの姿を大学に通いながらちゃんと見たことがない。そのため社会に出ても、忠南大学出身という自負心が足りなかったのが事実だ。今回少女像の建立に向けて先輩・後輩の同窓生が時代の問題を一緒に考えて解決しようと努力しているうちに、私たちの中の連帯意識も少しは成長したのではないかと期待している」と話した。
 彼らは世論を集めるために、8月1日から20日の間、在学生1168人を対象にオンラインのアンケート調査を行った。回答者の95.6%が、少女像の建設に賛成した。賛成の理由としては「学生たちに問題意識を植え、気づきを与える」、「学校に対して矜持と自負心を持てる」などの意見が多かった。
 反対の声は学校側から出た。校内の第1学生会館前の民主広場に少女像を建てるために、大学側に敷地の提供協力を要請したが、学校側は「姉妹提携した日本の大学との関係」を理由に難色を示した。学校と意見対立する形になると、一部の教授と学生たちも「学内で不要な葛藤を誘発する」とし、少女像建設推進を批判した。推進委は12日、少女像を建てることを希望する忠南大学民主広場で発足式を開き、「いかなる政治的介入や外交的問題にも揺さぶられず、正しい教育の道を開いてほしい」と大学側に促した。
 推進委は5000~5500万ウォン(約500~550万円)募金を目標に、13日から本格的な活動に入る。募金過程を透明にしようと推進委を非営利社団法人に登録し、クラウドファンディングも計画している。予定どおりなら来年3月、忠南大の民主広場の中に「国立大学で第1号の平和の少女像」が建設される。少女像建設後には、最近構成された現代史勉強サークルが少女像を管理し、定期的に学会や文化祭も地道に開く予定だ。
 イ・ヒョンサン忠南大学総学生会長は「もう教授方も授業時間に頻繁に少女像について話される。応援する方もいれば、気がおかしくなったと言う方もいる。このような状況もとても肯定的だと考える。賛成であれ反対であれ、これを機に慰安婦問題を一度は考えてみることになったからだ。教授と討論し友人と論争して、自分の考えを話すこと、就職を超えて他の問題にも関心を持つことが、大学の望ましい方向ではないだろうか。学びは本だけから出てくるものではないと思う」と話した。

文・写真/チェ・イェリン記者
韓国語原文入力:2017-10-12 23:49
http://www.hani.co.kr/arti/society/area/814269.html


https://matomezone.co/archive/42195
http://www.seoul.co.kr/news/newsView.php?id=20170829027001
『ソウル新聞(서울신문)』2017/08/28  大田イ・チョンヨル(이천열)記者
■「大学に‘平和の少女像’建て、歴史意識高める」
 “대학에‘평화의 소녀상’ 세워 역사 의식 높일 것”
 「就職のせいでしょう。話してみると単位にばかり気をつかう友人が多く、歴史意識が足りません。それで少女像をたてるのです」。
 国立大学の中で初めてキャンパス内に「平和の少女像」建設をすすめている忠南大総学生会長イ・ヒョンサン(이현상。26・機械設計工学科4年)氏は28日、ソウル新聞とのインタビューで「中学・高校、小学校で少女像を建てるのに、知性の殿堂である大学ではまだ建てていない」と、その背景を説明した。
 李氏は「私立大の仁済大学と東亜大学の場合、サークル次元で少女像建設をすすめ、苦労していると聞いた」と言い、「総学生会が乗りだしたのは私たちの大学が初めてだ」と付け加えた。
 李氏は総学生会会議を通じて少女像建設を決め、アンケート調査から始めた。今月1日から20日間、学生たちに調査した結果、回答者1168人中95.6パーセントの1117人が圧倒的に賛成した。李氏は「全校生が1万8000人で、休みなので参加者が少なかったが、主流意見を察するには充分だと考える」と述べた。
 賛成学生たちは大部分「学内に少女像があればさらに多くの学生が慰安婦問題に関心を持つだろう」と答えた。反面、反対する学生は日本との外交問題を憂慮した。
 李氏は「直ちに私たちの大学と姉妹提携を結んでいる九州大学、大阪大学など30余りの日本の大学と関係が悪くなるのではないかと思って心配するようだ」、「学校側もこのことのために敬遠している。さらに、国立大学の中に建てることは負担になる」と話した。反対学生たちはまた、管理問題を挙げた。李氏は「少女像管理は教職員労組が助けてくれると約束した」と話した。
 総学生会は来年3月、少女像を建設する計画だ。李氏は「未来を指向して明るい表情でたっている忠南大学だけの少女像を製作する」と述べた。
 すでに学内彫塑課教授に製作を依頼してデザイン中だ。李氏は「銅像製作費5000万ウォンは学生、教授、教職員、同窓生など全構成員から募金する」と述べた。
 教職員労組はすでに支援を約束したという。市民募金もおこなう。李氏は「来る10月、市内で学生たちがフラッシュモブなどを行って市民の関心と参加を引き出す」と話した。
   【写真】イ・ヒョンサン忠南大総学生会長


http://japanese.joins.com/article/937/231937.html
「中央日報日本語版」2017年08月02日11時30分
■韓国の国立大学で初めて少女像建設
 韓国国立大学で初めて少女像建設が推進されている。
 2日、忠南(チュンナム)大学によると、学校総学生会が校内平和の少女像の建設に向けた在学生を対象にアンケート調査を行っている。忠南大学総学生会は前日、ソーシャルメディア(SNS)アカウントを通じて「学内平和の少女像の誘致関連」の掲示物を上げて学生の意見を聞いた。
 学生会は掲示物で「慰安婦合意の内容を土台に日本政府と極右団体は慰安婦に対する歴史歪曲を継続している」とし「韓国歴史の間違った事実を正し、関心を持つ必要があると考えて学内における平和の少女像誘致を行いたい」と明らかにした。
 総学生会は学部生と大学院生など、在学生約1000人以上が質問に参加すれば、その結果に基づいて学校側に少女像建設を公式的に要請する計画だと伝えられている。
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