ICT工夫
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石木ダム。住民運動の成果。取り付け道路の工事が、ひとまずの中止。(樫田秀樹 2016/01/25)
石木ダム。取り付け道路建設中止の補足説明(樫田秀樹 2016/01/29)
石木川まもり隊
水源開発問題全国連絡会(水源連)石木ダム・・・情報が整理されています
石木川と石木ダムを考える「こうばるプロジェクト」のカテゴリー「ダムのツボ」にリンク

長崎県地方で大寒波の影響による水道管破裂・大規模な断水事案が報じられていました。
樫田秀樹さんの1月25日記事に気付いていましたが、この二つが結びつく事までは思い至らず。
月が変って今日になって1月29日の記事も拝読して、自分のリンク集から「石木川まもり隊」を確認したら、ダム工事現場撤収作業の写真も多数掲載されていました。

八ッ場ダム問題最上小国川の問題 も最近はフォローしていませんが、石木ダムと併せてこの3件からはリニア中央新幹線事業の諸問題を考察するヒントを沢山貰っています。
私がこのような事案で関心を持っていることは、人々から提起された問題点について国や地域自治体がどのように説明し、地域の人々や国民との合意形成を図ろうとしているかという点です。

◇ 長崎県-石木ダム建設事業 | ダムの目的・効果 | 川棚町の渇水被害
石木ダム建設事務所
佐世保市水道局 | 石木ダムQ&A | 石木ダム建設事業の概要 『本市の水源は、小規模な9箇所のダムと不安定な河川からの取水に頼っており、慢性的な水不足の状況にあります。』
長崎県川棚町公式ホームページ | ダム対策室 (これは「ダム推進室」なのかどうか)

リニアでは「推進」を組織名に掲げてしまった自治体もあり、それは地域の人々からの問題提起や相談・苦情などを拒絶し、上から目線の上意下達で仕事するだけ、合意形成など考えない行政スタンスを明確に示したのだと自分は理解しました。
無関心だった問題についてこれはおかしいと直感すると調べ始めることが多いのですが、リニア問題もそのひとつです。
問題事案に関する各地行政や住民からの発信を確認しながら、リニア事業に関する山梨からの発信と比較することで地域の実相に気付くこともあります。これは既存のマスメディアからは得られない、ネットを使えるからこそ可能な情報化社会の姿です。



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