ICT工夫
全ての自由を奪えても、自由を求める自由だけは奪えない
  だからネットの使い方も 工夫 したい こうふ のブログ




2010年8月28日付け読売新聞山梨版記事、「落札額予定価格の59%県立図書館ダンピング基準下回る」を知って読みました。 同じことを山梨日日新聞も 新県立図書館建設 過去最低、予定価格の59.6% 「経費減」歓迎と戸惑い 大手ゼネコン落札 県内業者「仕事取れない」 で報じているのを確認しました。
が、それはおいといて、読売新聞を読んだ時に、2010年8月27日 民主、支持と戸惑い 自民「権力闘争」と批判 に気が付きました。この記事ではいささか驚きました。

植草一秀さんは相変わらず辛辣な筆を振るっておられますが、本日の最新記事、2010年8月28日 代表選ネット調査が主権者国民の真実を反映 では
『9月14日までの18日間、主権者国民はマスゴミの情報操作を監視しなければならない。偏向報道を行う民放番組、新聞を糾弾し、スポンサーに対する不買運動を行うべきである。』
『テレビなどは、小沢氏の「政治とカネ」問題を再び繰り返し伝えるなど“反小沢”報道も目立つが、有権者の反応はやや違っていた。ジャーナリストの江川紹子氏は「メディアは小沢氏のダーティーなイメージを作り上げている。そんなイメージ先行報道に辟易(へきえき)した有権者が、積極的に意思を示した結果では。知りたいのはこれからの日本をどうしたいのかという具体的な内容。政策論争を深めるような報道をしてほしい」と指摘する。」』
【ネット調査というのはネットを使う人の一部しか参加しないし、マスコミなどの世論調査もその方法が固定電話-RDD方式-だけなら範囲も世代も限られてしまうでしょう、それを踏まえての結果判断は必要です】

小沢一郎氏について私は熱烈な支持者ではないし、かといって、猛烈な批判者でもない、「よく分からない人だ、遡って著作などを読んでおきたい」 と思っているだけです。
でも、既にこのブログで書いたように、少なくとも昨年来の西松建設に関係した問題や元秘書の議員が逮捕された政治資金報告記載問題などは、検察-マスコミ、さらには検察審査会のあたりにおかしなものがある、この事件をもってして小沢一郎氏の「政治とカネ」の問題だと考える事がおかしい。そう思っています。
2010.05.10 「陸山会事件」の真相、と書かれている記事2010.05.03 検察審査会議決とマスメディアの姿2010.04.28 検察審査会が小沢一郎氏起訴相当と、その他 】

山梨県内の政治家さんには新聞記事とテレビしか情報ソースがないのか、読み切れないほどあるネット記事を読んだ上でも、やはりこれは小沢氏の「政治とカネ」問題なのだと考えているのか、そのあたりが私にはわかりません。
しかし、政治家の方々が、これが小沢氏の「政治とカネ」問題だと言われるなら、そのはっきりしたソースをお示しいただくべきだと考えています。「新聞に書いてあったから、テレビが語っていたから・・」 では済まないはずです。田中-金丸時代からの来歴をご存じで、それを考慮してのご意見なら明確に語られるべきです、それが全国有権者に対する山梨県政治家の説明責任でもあるでしょう。

代表選後の民主党に挙党一致体制がとれるとは、私には思えません。政治の事はまるでわかりませんが、理念、思想の異なる人々が一緒に進めるのは限られた範囲の政策に限られるのであって、国の未来を左右する決断は寄り合い所帯に出来るものでは無いでしょう。
国の未来を左右する決定を官僚にゆだねてきたかのような過去からどのように脱却できるか。しかもそれによって新たな利権集団にゆだねるものにならないこと、その方法論、トータルなシステムを語れる人に託せれば良いと私は思っています。



コメント ( 0 ) | Trackback ( )


« サマー in こ... (続)民主党... »