日本経済新聞のサイト、BizPlusで知りました。『首都高速、都内は400円~1200円・距離別料金、来秋めど導入』、2007年9月21日の記事です。
首都高速道路会社は20日、来年秋の導入を目指す新しい通行料金制度案を発表した。現行の均一料金制度を改め、通行距離に応じた金額を徴収する仕組みに移行するもので、東京都内の路線では最低料金を400円、最高料金を1200円に設定した。自動料金収受システム(ETC)による支払いが前提で、現金支払いの場合は距離にかかわらず最高額を求める。月末まで利用者から意見を募ったうえで、来春をメドに最終案を決める。
首都高案では、都内を中心とする東京線について、通行距離3キロメートル未満は400円、32.5キロ以上は1200円に設定。その間は1キロから1.5キロ増えるごとに、50円ずつ段階的に加算する。10キロ以上19キロ未満の距離帯だけは700円で固定する。一律700円の現行料金に比べ、10キロ未満だと値下げ、19キロ以上だと値上げになる。
神奈川線(現行は一律600円)、埼玉線(同400円)も同様に通行距離に応じて料金を段階的に上げる仕組みとする。
私は都内でも首都高速はまず使いません、渋滞は日常的なので同じ渋滞なら下の道の方が抜け道も使えて対応が出来ます。だから700円でも高いなぁと思っていましたが、民営化されて値上げとは郵貯と同じです。しかもこの値上げ案はバカにしている。ETCで400円の距離でも現金払いなら1,200円、この差額の理由は何だと言いたい。
財団法人道路システム高度化推進機構がリンクしている上記ETCのサイト go-etc.jp ですが、ドメイン登録者は三菱電機株式会社の100%子会社、総合広告会社 iPLANETで道路システム高度化推進機構ではありません。なるほど、道路族と歩調を合わせてETC装備をなんとか増やそうという仕組みの表裏一体がここでも見えてきます(^o^)