塩澤寺ホームページ 厄除地蔵尊大祭に伴い、2月13日10:00から14日15:00まで交通規制が実施されます。 湯村温泉通り周辺は、車両の通行ができなくなります。
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【塩澤寺(えんたくじ) 山梨県教育委員会の掲示を参考にして2009年に記録】
塩澤寺地蔵堂は昭和24(1949)年2月18日に指定された国指定重要文化財です。
これは自然の岩盤を台座とした鎌倉時代末期の作である石の地蔵菩薩の覆堂である。桁行4間、梁間3間、寄棟造、柱は全て円柱、屋根は現在茅葺型銅板葺きの建築で、内外の間仕切りは当初格子戸で仕切られ、三方は板壁で、密教系仏堂らしさが認められる。建築年次は不明であるが、斗栱(ときょう)や木鼻彫刻などの細部手法や全体の構造から、室町時代末期と推定されている。昭和32(1957)年の解体修理によって復元されました。
大同三年(808)年、真言宗の祖 弘法大師空海上人が諸国を衆生救済の行脚ををされたおり、当地にて厄除地蔵菩薩の霊験を感ぜられ、大師自らが6寸(18cm)あまりの坐像(現在は秘仏)を彫刻され、その尊像をご開眼されたのが当山の始まり(開創)です。
天暦9(955)年、空也上人(踊念仏の高僧)が全国遊行の途中、その素晴らしい霊験著しきに6尺(1.8m)有余の開扉仏(公開仏)を彫刻安置し、それより福田山塩澤寺(開基)といいます。