ICT工夫
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総務省関東総合通信局の広報ページで、地域間のデジタル・ディバイド(情報格差)解消のため、情報通信基盤の整備を支援 「地域情報通信基盤整備推進交付金」の交付を埼玉県秩父市に決定(平成20年9月9日)という記事に気が付きました。以下のような内容で総事業費約3億9,600万円の三分の一約1億3,200万円を地域情報通信基盤整備推進交付金として決定したというものです。

総務省関東総合通信局は、地域の特性に応じた情報通信基盤の整備を支援していますが、平成20年度予算による「地域情報通信基盤整備推進交付金事業」を実施する埼玉県秩父市に対して、次のとおり交付金の交付を平成20年9月8日に決定しました。これにより、地上デジタルテレビ放送難視聴地域の解消をはじめとする住民サービスの向上、地域間情報格差の解消及び地域の活性化が図られることとなります。
 埼玉県秩父市の荒川地区と大滝地区の一部において、光ファイバ網を整備し、地上デジタルテレビ放送難視聴地域を解消する。また、整備した光ファイバ網を電気通信事業者に開放し、当該地区でのインターネットアクセス環境を提供し、地域間における情報格差の解消を図る。

過日訪問した秩父市方面について岩魚すし、秩父、珍しい通信販売を記事にしたばかりで、その時に140号線を走りながら考えていたのがこの地域のインターネット環境でした。関東総合通信局のタイトルで「秩父市」の文字を見てクリックしたのはその為です。岩魚すしの「みな寿し」さんは光回線をお使いだとその時にお話を伺いましたが、雁坂トンネルのすぐ向こう側、大滝や荒川地区は未だISDNかADSLかも知れないと思っていました。--秩父市、「Bフレッツ」誘致運動--総務部 情報政策課情報一覧

未だきちんと調べてはいませんが、甲府市では北部の黒平、南部の上九一色地区はNTT局からの距離を考えればADSLも無理かと思います。二地域交流居住の促進にも関係することで、このデジタル・デバイドのインフラ側の問題はとても気になるところです。9月10日は月例公開だったのですが、マイクロソフトのセキュリティ修正プログラムの提供が進んでも、それをスムーズにダウンロードして適用できる環境が整っていなければ意味が無いわけです。ウィルスもスパイウェアもファイルサイズは大きくはありません、通信環境がISDNだって瞬時に、アクセスしたページの表示も終わらないうちに飛び込んでくるのですから。

山梨情報ハイウェイから更に進んで全市ブロードバンド化に至る途中にある甲府市として 『地域情報通信基盤整備推進交付金とは、地域の特性に応じた情報通信基盤の整備を支援し、地域間の情報格差(デジタル・ディバイド)を是正することにより、地域住民の生活の向上及び地域経済の活性化を図るものです。』 を利用できるとよいと思いますが・・・



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